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人生足跡・・・少年期・・・(5)差別問題初めて知った!

中学入学時に少し疑問を感じた事がある。父親の職業欄に何故か時計卸商と書いて有る。

母親に尋ねると、父親と話した結果職業はこれで良いのだと、訳の分からない説明である。

少しは手伝いも減って行くのかと思いきや、中学入学しても丁稚家業は継続していた。

殆ど大阪行き、週3回程の往復で人目を避けながら近鉄奈良駅までそっと行く、この通りは通学路。

中学へ行ってもあまり友達を作らない御蔭か、私の姿を見て、知る人も少ない様だ、これが助かった!

出来る限り夕方6時頃の電車に乗り、帰宅は10時頃、これは我が家では当たり前である。

中学生の思い出はマラソンが得意な事、運動会でたまたま長距離レースに出た折、殆ど1着。

陸上の教師に部活への参加を促されるが、所属は柔道部、大会だけ出る事を承諾した。

市民体育大会で初めて学校の代表に選ばれ、確か一条高校のグランドで走ったと記憶する。

大会では残念ながら2位、それでも教師は喜んでくれた、自信が付いて冬の耐寒マラソン、

卒業まで殆ど3位以内に入って居た事を思い出す、陸上部の誘いはそれ以降も断っていた。

理由は練習時間、陸上部は何時も5時近くまでやって居る、私には家の仕事が待ってた。

その点、柔道部は結構いい加減、適当な時間でも帰宅できる。

中学2年生の頃か、何故か大阪行きがプッツリ途絶え何時しか奈良市内の仕事が増えて来る。

当時大阪の工場を閉鎖し、仕事を奈良に移した様だ、縫製と材料の仕入は大阪のままで有る。

製造は殆ど奈良に変更、京終を中心に旧村に沢山靴を作って居る集落が有る。

当時10軒ほど下請けを持っていた様だ、大阪で縫製した皮製品、木型を届け製造を依頼する。

こうなれば周5回の丁稚家業は当り前、自転車に乗りそれぞれの村々へ材料を配達・回収して行く。

何時だったか、中学生の2年生終わり頃、噂が私の耳に飛び込んでくる、どうやらあいつは部落らしい。

当初は何かは解らない、学校での噂を母親に尋ねてみた、この地方は周囲に部落が点在し、

差別問題が多いらしい、事細やかに説明してくれるのだが、理解するには結構時間を要すが解らない!

集落の子供達結構腕白でこの道を学校まで通う友達はここを避け遠回りして自転車で通っている。

私と言えばこの村では結構歓迎されてるみたい、親父の仕事の屋号が「千鳥商事」とか、

「千鳥のボン」と呼ばれ、私にいたずらする子供も居なかった、何処の家でも大事にされた事思い出す。

私が配達途中同級生が私を見る事が多かったそうである、彼はこの集落を通り抜け通学していた。

何時も虐められ、半ば恐怖を抱いた事を語ってくれた、私と言えば虐められるより可愛がられる、

それがこの噂の基らしい、職業差別とはまた違う根が深い事を晩年察するのだが、

それ以上は知りたくも無い。

中学3年生の頃か、私の趣味が鉱石ラジオ。専門書を読み部品を購入、夜遅くまで組み立てる。

なんでも興味を持つと熱中してしまう、ついには無線をやって見る、屋根にはアンテナを乗せ、

半田コテ、ラジオペンチ、少しずつ道具も増え、小銭を貯めたおかげか、結構購入した事思い出す。

夢中のあまり仕事もそこそこ、やがてこれが親父の雷に火を付けた!

鳩小屋と同じく、屋根の上のアンテナは何処かへ吹っ飛んで跡形も無い、

有る日親父に聞かれた事が有る、私の道具や部品を見て何処からお金が出て来たかと聞かれるが、

説明するのも面倒臭い、何時しか通帳は取り上げられ、其れからの私、貯金する事辞めにした。

父親の仕事も、この頃が苦しかった様である、何時しか私の郵便貯金は残高ゼロ!

母親に尋ねると少し貸して欲しいとか、どうやら父親の依頼だたそうな、

死ぬまで貯金なんかするもんか、幼心に誓いを掛け、これは今でも続いている。

中学時代の思い出はあまり良い思い出も無く、この頃から怒られることにも慣れて来る。

居直りなのか、早い話、図太く成って行く自分が居た。

友達もだんだん悪ガキと付き合う事も多くなり、夜遅くまで映画鑑賞、これが又楽しかった!

楽しみを思い出す事も少なく、こうして中学時代は過ぎて行く。
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久しぶりに寝込んでしまった!

週明けから1週間、風邪で寝込んでしまった。何年振りだろう?

この3年程風邪ひきで寝込んだ事も無く、私は大丈夫と思っていたが、今回はキツイ!

先週の日曜日、孫を連れてのドライブ疲れか、イギリス旅行の長旅の疲れだろうか?

今日は少し体調も良さそうで久しぶりに机の前に座っている。

傍らに検査表が1枚置いて有る、昨日家内が病院から貰って来た検査結果表である。

私達夫婦は、1年に一度は胃カメラ検査、そして血液検査をする事にしている。

家内は何処も異常無しとの事、この1枚の検査表は私の検査結果らしい・・・

注意事項に担当医のコメントが結構多く書かれている、胃と胸の検査では異常無し、

最近は胃カメラは鼻から入れる、結構先生と色んな話が出来、事細やかに質問できる。

3年前に食道にポリープが見つかったが、毎年このポリープを調べてもらうが心配無し。

一月前の排尿困難もついでに話しておくが、前立腺の検査結果、これも異常無かった様だ、

この検査方法、血液検査表で高感度PSAと言う数値らしい。

ついでに胸のレントゲンも取る事にしている、なんせヘビースモーカーだ!

さて血液検査だが、一つだけ飛び抜けて数値が多い、これが厄介な代物だそうな!

CA19-9、こんな検査記号初めて見た、調べるとどうやら肝、胆、膵、胃、大腸、

何処かに異常が有る数値とか、面白いから何時ものように検索開始、色んな事が解って来る。

調べれば調べる程ドンドン熱が上がって来た、風邪熱とは別の熱なのかも!

早い話、癌等のマーカー検査らしい、主治医のコメントは造影CTかPET検査をして欲しいとか。

胃の細胞検査は異常無いが、大腸は検便検査が必要とか、その他の検査方はCT,PETらしい。

自分自身は何処も異常は感じられない、どうやら血液検査前夜結構お酒を飲んでいた様だ、

昨年も血液検査でアミラーゼの数値が高すぎてMR検査を受けたのだが、後日数値は正常値。

どうせ今回も異常数値はお酒のせい、左程心配する事も無さそうか、自分に言い聞かせ納得する。

雨続きで仕事も捗らない、風邪で寝込むには丁度良い1週間、良い休養が出来たみたい。

週明けにはCT検査でもして来るか!

人生足跡・・・少年期・・・(4)卑屈な人生のスタート!

小学生唯一の楽しみは、伝書鳩、心を和ましてくれたのがこれである。今流の癒しの世界か。

自宅に帰ると待ってくれるのは伝書鳩、何時しか数も増え20羽程、子供が孵れば売りに行く、

休みの日曜日、自転車の荷台に鳥籠積んで生駒まで飛ばしに行く、楽しい思い出はここまで、

卒業間近の冬の出来事、丁稚家業も適当に、鳩を飛ばしに家を開け、当然父親の雷は落ちる。

仕事で面白くなかったのか、我が家では絶えず母親と口喧嘩、とばっちりは私の方に向かって来る、

有る日父親が突然屋根に上り、あっという間に小屋を全壊、突然の事で私には理解出来ない。

大切な鳩は事情も分からず暫く我が家の上空を徘徊している、ここから私の性格は急変する。

徘徊するのは、鳩だけで無い、我が家に帰る楽しみも無く、夜遅くまで遊び呆けた事が有る。

丁度その頃か、6年の終わる頃、小学校の校舎が全焼、火元の上の教室では卒業行事の練習中、

教室で待機していた折、臭い匂いと煙が廊下を伝って来て、無我夢中で非難した事を思い出す。

残された建屋は講堂だけ、当然授業も出来ない、学年別の分散事業が始まった、当然高学年は遠方へ、

長い道のりを地域外の佐保小学校へと集団通学、朝夕 テクテク舟橋通りを通って行く。

通り姿に、ハイカラな制服姿の女子学生、これが後の私の進路、育英中学へと向かわせる。

ここは結構授業料も高いそうな、お嬢様学校だとか聞いている、憧れはどんどん進んで行く。

学校を帰ると、何時もの様に父親の仕事が待っている、嫌がって居る事は、十分母親知っている。

中学は当然校区の学校へ、このままこの中学へ行けば丁稚家業は継続しなければ、私の自己防衛。

そこで母親に根回し、育英中学へ行きたい願を、毎夜、毎夜母親を口説いた私が居る。

本当はこの中学へ行きたいと思った事も無い、金の掛る学校へ行けば親も苦しむだろう!

そんな事は十分知っている、上の姉は大阪の金持ち学校へ進学し、自分にも権利有りと考える、

金は余分に掛ることも承知の上、それよりこの現状を抜ける為、出来るだけ遠い学校へ逃避する。

この一心な気持ちが母を苦しめるのだが、周りの話は聞く耳持たず、私は最期まで妥協しなかった。

私の味方は唯一母親で有り、どうにか父親を説得し、晴れて私学の育英中学へと進むので有る。

この中学校、自宅からは結構遠方に位置し、歩いて行くには遠すぎる、バスで通うにはお金が掛る。

そこで自転車通学のスタート、勿論荷台付きの自転車は嫌なもの、母親を口説き入学祝に新車を、

これが当時流行りの軽快車、久しぶりの楽しい通学となる、入学と共に部活は勿論柔道部。

目的は柔道では無い、出来る限り帰宅時間をずらすのだ、極力父親との遭遇を避ける為、

中学へ上がった頃からか、何か違うと悟るのだが、校区の環境と違い、何か溶け込めない雰囲気が、

周りの友達は何かゆとりが有るのだが、私には心のゆとりも無く、何時しか私は無口に成って行く。

衝撃な出来事は理科の授業に女性の教師が私に命名してくれた、アオモリガエルの観察授業に、

このカエルが私に似てると命名し、これが生まれた初めての、あだ名と言うものだ。

中学卒業まで、私のあだ名はアオモリガエル、ついでに国語の教師も私のあだ名を呼んでいる。

理由は解らない、今から思えば吉本流、教師は笑いを取ったのだろう、幼い私の心は傷付いた、

小柄な私、席順は何時も最前列、何故だか私の制服はダブダブで袖は肩に入れ、着丈は大きく、

皆の制服さまに成っている。父親曰く3年生まで着れるだろうと買ってくれたのがこの制服。

考えて見れば、小さな体に大きな制服、目はドングリで、今から思えば的を得たあだ名かな、

自分も今だから納得するのだか、幼い私の屈辱はこの出来事からドンドン増して行く事。

それが又私を卑屈にするとは当然家族も気が付かない!

卑屈な人生、これからどんどん進化する。

雨に打たれた山あじさい・・・詫び寂に浸ろうか!

旅の疲れが抜けそうもに無い、年のせいにしたくはないが、ヤッパ年ですわ!

今週から仕事と張切ったものの、なにせ体が動かない、株は勝手に動いてる。

それも急激に上がれば急降下、どうにでもなれの心境でぼんやり庭を眺めている。

そう朝からポチポチ落ちて来た、花後のヤマボウシの向こう側に白い花が沢山咲いている。

この小さな山アジサイ、雨に打たれ首を垂れる事も無く堂々と、私の心を和ましている。

吾輩の庭は殆ど白花。雪柳・侘び助・ヤマボウシ・シャラ・山吹、そしてこの山アジサイ、

根占にドクダミ草、よくもまあこれだけ白花を植えた事か、あえて白花を選んだ訳でも無い、

質素なこの白花が好きなだけ、庭先の向こう側は不法建設の建売住宅が庭近くまで近づいている。

そう言えば、この違法住宅、市の建設指導課ともめた経緯がある、悪い業者と地元の水利委員、

そして悪らつなる市会議員含め、他人の土地を借地した様に、無理難題で建て終えてしまった。

気が付けば、この借地の土地は国有地、後で知る事と成ったが、後の祭り!

これで引き下がる私では無い、隣は旧村の神社が有り、国有地を借りて建てて居る。

法の盲点とか言っていたナ、成らば良し東側、この神社すれすれに、違法で有る事承知の上、

市の住宅指導の課長を呼びつけ、予告して無理やり鉄骨の温室を作った事が有る、

違法住宅ならばかかって来いと、市の認めた住宅も国相手の勝負、その後指導課は愚の根も出ない。

あれから20年、無駄な意地をはり、庭を狭くしてしまったこの温室が今となっては邪魔に成る。

済んだ事だ、残された庭に結局植えた半日影の植物が、今となれば私の心を慰めて、

静かな詫び寂の世界を作っている!

ロンドン滞在記・・・しつこく追憶を書いてみる。

イギリスと言えばイングリッシュガーデン、どうやら公園等を観てれば解らない訳でも無い。

雑草も花が咲けば芝刈りしないで残している、花を大切にとの思いらしいが、ダラシナイ!

日本でも同じだが、庭の手入れをまめにする人しない人、さまざまで有る。

何処にイングリッシュガーデン有るやら、探すのに苦労した、一軒綺麗な庭先を発見、

出来栄えは我が娘の勝ち、帰国後娘に5星を与えてやろうか、そんな思いで後にした。

車だが、タクシー・自家用車や商用車、結構年代物を使ってる、この国にトヨタ・ホンダは似合わない。

軽自動車のスズキ等は売れるだろう!なんせ合理的な国柄、贅沢はしない様だから。

建屋は何処彼処古い建屋が結構多い、外装・内装塗り替え大切に使って居た。

日本の安っぽいヘンテコな住居より詫び寂が有り風情有り、建て替えばかりのこの国、間違っている。

この質素な生活がイギリス風、国民性だろうか、私も少し考え直してみようかな!

食事時油ものは使わないとか、台所を汚さ無い為、油物は外食で、これ合理的、窓の汚れ、

綺麗にしてこそ当たりまえ、汚れて居れば、貴女 家で何しているのと言われるそうだ!

言われる前に台所では油は使わない人多いそうだ。

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何処彼処フイッシュ&チップスが定番で、これが又結構な量、イギリス人太ってるの解ります。

そして大学生、感心した事一つ有り、まず学ぶ前、先輩を立てルールを守る事から開始とか、

権利の前に義務を果たす、この教えが有ってこそ大学生とか、進路は入る前にキッチリ決める。

月1度は教授とマンツーマンのカリキュラム、ルールを守れなければ、学業優秀でも退学とな、

こんな教育日本では無理なのか? 目的持たない学生も、大卒資格頂いて、就活前にうろたえる。

学ぶべき所結構多すぎる、海外ツアーの議員さん勉強しないで本当の外遊、金食い虫が多すぎる。

良い所はこの国にも取り込んで、教育こそ国家の宝物と、どこかで手を打たなければと思うのだが。

そう言えばホテルでのニュース番組、日本の政治・経済殆ど無い、観たいが番組取り上げない、

新聞も英字新聞精通するが、何処にも記事は乗って無い、そうだ、3流国家の話題は不必要か、

悲しくも有り、なぜか納得しながらの約1週間、慣れてしまえば其れで良い!

今年はロンドンオリンピック、工事はさほど大きな工事もしてい無い、メインビルは新築建てるが、

あまりお金を掛けてる風でもなさそうだ、この時勢、これも政治力の表れか!

ついでに、嫌な光景も垣間見た、何処も彼処も暇が有ればスマートフォーンを使って居る、

何処の国も同じ情景か、このグローバルな変な風潮はこれから先も廃れる事は無い様だ!

そう言えば、日本人客、パソコン・i-pad等、空港やホテルで使っている人、多く見かけます。

傍らで覗いて見れば大概ゲーム、形だけに囚われて、何ら身について無い、情けない光景です。

海外にまで重い機具を持ち出してする事ないわい、と思うのだが、私には解りません。

色々な事を考えさせられた有意義な旅行、死に土産にはチョイト早すぎ、もう少し私も勉強するか、

唯一諭された我が思いは・・・知足の二文字思い出す、・・・無駄を排除、足る事を知ろう・・・!



追伸

海外の三越さん、大きな買い物出来無かったが両替出来た事有難う!他では両替手数料割高です。

買い物は3ボンドの小物を購入、1万円でお釣りを頂く、ポンドしか御座いませんと言ってるが、

仕方ない、それで結構ですよと言っておく、海外旅行のデパートは待ち合わせ場所では御座いません。

トイレを借りて、両替してくれる、海外出店のデパート最高です。

もっと増やしてくんなはれ!





ロンドン旅立ち(5)・・・いよいよ帰国

そして最終日、帰国の搭乗時間は夜9時で有る、時間は十分、荷物をホテルに預け、

戦略品収集の展示場、大英博物館を訪れる。広大な建物に数多くの品物が展示されている。

入場料は気持ちだけ、それぞれが募金箱へ入れて行く、インフォメーションでパンフを求めるが、

日本語は置いて無い、傍らに高い日本のガイドブックが置いてある、展示品はさすがと唸らせられた。

ここの収益は英連邦に寄付されるらしい、そう戦略品だから心苦しいのだろう、当たり前である。

展示もさることながら、至る所で日本の団体さん、日本人の女性ガイドが折り畳みの傘を上にあげ、

皆を御案内、どこか間の抜けた光景が情けなくなる、団体さん馬鹿にされてる様な傘の後を付いて行き、

少しは怒って見ては如何かな、せめてツアーの旗を持つとか・・・あんた等お客、傘は頂けません!

突然の警報音が高らかに成り、気が付けば1階フローアーは人一人居ない、全員外部に追い出され、

何が起きたか解らない、勿論インフォメーションも無く、テロか訓練か知らされない、これで大丈夫?

IMG_2395犬

早々に大英博物館を退散し帰国の途に就く。

アー又中国機に乗らねば成らぬ、憂鬱だ、・・・睡眠薬を少し多めに飲んでやろう!

関空到着は1時間遅れの夜10時過ぎ、孫二人出口で1時間程首を長くして待ってたらしい!

出て来る人一人ひとり、爺じかな・・・違うナー、言ってたそうな!

ゲート出るなり抱きついて来て、言った最初の言葉が、お土産は?

爺じ・婆ば淡路島どうやった・・・疲れはどこかへ吹っ飛んだ!

ロンドン旅立ち(4)・・・この樹なんの木、気になる木

在位60年祝賀行事の最終日とか、市内はどこ彼処も人多すぎる、少し離れた所へ向かう。

イングリッシュガーデンのメイン庭園、キューガーデンを訪れる。

雑然と広いばかりの庭園、奈良公園の方が綺麗かも、取りあえず職業柄バラ園を鑑賞!

なんてこと無い、バラは満開だが手入れが悪い、アブラムシは一杯付いて花柄は折れている、

庭のコーデイネートが悪い、娘の庭と比較すれば3星クラスか、ただ広いだけが取り柄。

チョット想い出作って見よう、私のブログ継読頂ければ解るのだが、何処にしようかナ?

この樹何の木

有りました入口正面、結構大きな大樹見つけ、ここに決めると致します。

何時の日か又出会える事が有るのかな、歯が生え変わるのを楽しみに、心残りだが!

感銘を得られないガーデンを後にして、骨董市を覗いてみるが大したこと無し。

観光客集客宜しく店舗が乱立している、私の欲するもの等殆ど無い、カメラなら私の方が数多い、

小物でも値札は一段高めの設定、値切る楽しみが有ると言うが、最初からこの値段では?

この町とも早々に退散、家内の希望、ハロッズデパートへ、勿論孫の土産です。

結構時間かけ、家内はゆったりお買い物、その後時間許す限り最期のロンドン市内を散策する。

夜景を見ようとテムズ川の畔ロンドンブリッジに佇むが、夜の9時と言えど明る過ぎる、

足はパンパンに腫れ、旅の疲れで夜景は諦めホテルへ向かう事にする。

テレビでは祝賀行事の最終日、エリザベス女王が国民への感謝の祝辞とパレードを映してる。

夜11時30分、打ち上げ花火の開始で有る。ホテルの窓際で眺めつつ、旅行の目的完遂だ!

傍らで家内は帰国準備の荷作りを開始、結構疲れた顔が気の毒だ、お疲れさん!

心の中で言ってやる!

ロンドン旅立ち(3)・・・ローカル色豊かな田園へ

雑然としたロンドン市内を後にして、小さな田園、コッツウオルズへとバスの旅。

早朝予約した観光バスで現地に向かう、久しぶりに日本の人達と出会う事に成る。

バスに揺られる事約2,5時間、小さな街並にたどり着く、イギリスらしい田園風景に心癒される。

面白い光景は、道路標識・・・年老いた夫婦を描いた看板が車両に注意を喚起している。

この地方はノンビリ年金生活する老夫婦が多いそうだ、イギリスのモデルだろう!

揺り籠から墓場まで・・・戦後のイギリスの政策発案を思い起こされる。

イギリスでは18歳までが親の義務、18才で親元を離れ自立を促し、それぞれの人生を歩むとか、

子育てが済めば家屋は小さな住居に移り住み、人生で4~5回程の引っ越しは常識らしい、

さほど住居に執着心が無く、勿論住宅の外観は見栄え悪いが、室内を綺麗にすれば良いとか、

我が国も見習う事が多そうだ、家族構成に応じた入居形態、良い事だと考えさせられる。

面白い話だが・・・道案内の日本人、定年後のバイトらしい、俗名ガイドさんと言う。

道中のバスの中で先程の話を得々としている、自分も18歳で海外へ出て今日に至るらしい、

イギリスの風習が好きとか、日本人は見栄体裁で無駄が多い、流行を追いかけ過ぎると言っている。

現地で降りた彼の背中に、真新しいルイ・ヴィトンのリュックが光っている、言ってる事とチョット違う、

ルイ・ヴィトン良く似合いますよ、これは私の嫌みだが言ってみた、彼勘違いして喜んでいる!

成程彼はやっぱりイギリス人、なんと大らかな性格か・・・能天気!

田園は何処の国で観ても同じで有る、唯一家内が喜んでくれればそれで良い!

田園昼食

私の楽しみはこの静かな地での昼食だ、美味しい料理と赤ワイン、店主に聞いてみた。

この赤ワイン、ボルドの2009年? ボトルを見せられ正解です、兎に角美味い!

店主微笑んで、お代りなみなみ注いでくれ、何と食事代しか受け取らない、アアーもう少し飲んどけば、

この田園観光、私にはこれが最高・・・旅の喜び満喫ですワ!

ロンドン旅立ち(2)・・・子供達に癒される!

今回の観光コースはすべて家内が計画、私はエスコート役に徹する事にした。

主要な市内観光は1日で十分、行動はすべてチューブ・バスを利用、費用も格安で有る。

チケットは日本のイコカ形式・・・現地ではオイスターカードと言われ到って便利!

1日6,6ポンド以上は掛らない、不足すれば買い増しすればそれで良し、2階建てのバスも供用。

バッキンガム宮殿を後に、お馴染みのロンドン塔・・ビッグベン・ウエストミンスター、

そしてセントポール大聖堂を見て周る、どちらも観光雑誌かビデオで見れば説明不要!

楽しみはコースの道中での食事、勝手な物を注文し何が出るかこれが面白い。

とにかくこの町は短時間で周れる所が良いのかも、気楽な市内観光コースで有った。

私の興味は人間ウオッチング、チューブ車内での人の目線、恋人同士の微笑ましい姿、

年老いた人達の目線、そして心癒される子供達の仕草である。IMG_1885p-1.jpg
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不思議とフランスでの光景に良く見られる接吻シーンはあまり見る事も無く、何処となく穏やかで有る。、

ファッションは質素で派手やかさの無いロンドン子、紳士然とした人もあまり居ない、スラックスは、

半数近い人達がジーパン姿・・・囚人作業服?が多い。質素なイギリス人にはピッタリかも!

行く先々で目線が合えばニッコリ会釈してくれる、微笑んで貰えるアジア人は日本人だけとか、

中国・韓国人にはイギリス人はあまり微笑まないそうで有る・・・理由は解らない!
子供握手
唯一何処の国に来ても変わらない光景は、子供達の無邪気な姿である。

旅の疲れに、孫の微笑ましい姿を重ね合わせ鋭気を癒す事にした。

ロンドン旅立ち(1)・・・王室表敬訪問へ!

乗りたくも無い中国国際航空・・・格安航空だから仕方ないか・・・

機内・スチュワーデスのサービスは思ってた以上に最悪、長旅でDVDも日本語無し!

日本人相手の観光集客には興味の無い中国、御立派と言っておこう!

旅慣れた私、早速睡眠薬1錠掘り込みお休み、ざっと10時間は熟睡、家内も適当に寝た様だ。

さすが大らかな国、入国検査も適当、短時間で入国出来た事に感謝、でもこれで良いの?

ホテルまではチューブ(地下鉄)利用、1時間程掛ったが結構便利で安上がり、タクシーは馬鹿らしい。

ホテルはマンモス、大英帝博物館の近くで、翌日からの行動にも到って便利な場所だ!

室内はオリンピック前の化粧直し終え、バスタブ・便器も美しい、強いて言えば洗浄付が欲しい所。

早速近場で夕食、夜の8時と言えど明るすぎる事に戸惑うがこれも北欧、慣れる事にする。

一夜明け早速観光開始、ツアー客早朝からバスで出かけて行くが、フリーな私達時間は幾らでも有る。

まず、英国女王在位60年を祝し、ご自宅まで行くのだが、至る所でストップが係り到達無理!

バッキンガム宮殿周囲はすべて通行止め、仕方なく遠方からの表敬にて眺める事にする。

沿道・街並は歓迎のユニオンジャック、道行く人のファッションもユニオンの着付け、様に成っている。IMG_1834_convert_20120609194036.jpg
この日は、祝賀行事の一環だろう、テムズ川を女王と共に1,000隻のボート・ヨットのパレード。

御蔭でテムズ川沿い・橋に到ってはすべて近寄れない、地元の人達は早朝から待機しているそうだ。

国民性だろう、歓迎を心から喜んでいる様に、必然と私達も楽しく成って来る、こんな国家が羨ましい!

我が日本人、ここまで表現できるだろうか・・・イギリス人の心の豊かさを垣間見た。

祝賀行事の情景はホテルでニュースを観る事にし、取りあえず王室表敬訪問を達成した事にする。

エリザベス女王在位60年式典・・・招待無いから覗いて来ます。

憂鬱な毎日です、株価下落どこまで続くのやら、政治も不安定な状況続いてますナー!

今日からクールビズとか政治家のセンスの無さの服装は、低次元の輩にピッタリお似合い!

円高進行に、例の安住さん何時も言う事同じです、断固として、断固として、これも低次元。

低次元の政治、経済見てるより、気晴らしに、この国から少し離れてみます、

気分一新、なにも考えないで、一週間程ぶらりと予定も立てない旅に出ます。

行きは良い良い、帰りは怖い、少し不安ですが、多少は良くなる事を願いつつ、

すべてを忘れ出かけます・・・これも人生最期の死に土産に成るかも・・・

今年はケアンズの予定でしたが、私だけが泳ぎを楽しむ事より、今回は家内の希望で、

霧の都ロンドンへ行ってきます、目的なんて何にも無いが、気分が変わればそれで良し!

在位60年式典で、道路事情悪い様ですが、田舎巡り、綺麗なバラでも見て来ます。

手荷物に、抜歯後の奥歯1本掘り込んで、今度は何処の樹木に埋め込もうかと思案中!

1週間の御無沙汰ですが、帰国後又変わった材料有りますれば、ご披露させて頂きます。

機嫌良く、死に土産の旅に行ってまいります・・・!

プロフィール

パイプのジョニー

Author:パイプのジョニー
植木屋 作庭家のおやっさんのつぶやきブログです。コメントご自由にどうぞっ。

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