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人生足跡・・・青春期・・・(3)新たなる人生の旅立ち・・・

高校最後の1年間、恋に落ち込み迷いも出たが、勉学の遅れは一時凌ぎでは不可能だ。

本当は大学なんてどうでも良い、母親には内緒だが船乗りに成ろうと心の中で決めていた。

密かに船舶関係の書籍を買い、航海士の書類を取り寄せ乱読していた。

商船大学なんて不可能、日夜受験勉強よりも航海士の資格を得る為の勉強もしていた。

夢は将来に向かい、航海日誌の書物を乱読、勝手に海外へ独り歩きの空想をして楽しんでいた。

何処で分かったのか母親から責められた事が有る、それだけは辞めて欲しいと怒った母親の顔。

親父が満州へ渡り、挙句シベリヤ送り、満州から引き揚げた苦労、嫌な思いが母親には有るのか。

頑として受け入れて貰えなかったが、大学を出れば海外へ行っても良いとの約束を得、

こんな簡単な事で1時的にも船乗り希望は保留にし、取りあえず大学受験を選択する事に成る。

半ばヤケクソも手伝い、受験校はまず関西以東へ受けてやろう、勝手に決め込むので有る。

目的は只一つ、この奈良から出来るだけ遠くへ行ければそれで良い、丁稚奉公の終焉の為ならば!

卒業間近に希望の受験校は決めていた、ここが又私の一人善がり、自信と能力は反比例で有る。

担任の教師の忠告は聞く耳持たず不可能に近い受験校を勝手に決め込んで3校受験する事にした。

国鉄奈良駅から夜行列車「急行大和」に乗って意気揚々と、夢は膨らみ、東京へと向かう。

早朝東京駅で初めて入った朝風呂、今はどうか知らないが、当時東京駅中に風呂が有った。

夜行列車では顔一面ススだらけ、洗面所は立込み、親切な人が風呂が有るよと教えてくれた。

山手線の渋谷駅、駅に降り立つと何処からかカレーの匂い、自然と足が向かう、初めての都会の味。

東京での独り歩きは不安も無い、幼い頃から大阪、松江と手伝いで行かされ一人旅は慣れている。

受験は10日程、親戚の家や、先輩のアパートと、だがアパートは狭く、次はホテルでの宿泊へ、

だが金が無い、安いホテルが渋谷に近い祐天寺に有ったのだが、連れ込みホテルとは知らなんだ!

先輩の紹介とは言え、気後れもしたが値段が安い、其れに受験生と言う事も手伝って格安料金だ。

夜遅くまで参考書を読むのだが、場所がら勉強など出来っこ無い、何事においても初体験である。

半ば強引な受験、結果は解っていた、尽く桜散るのハガキ、嫌になるがここで落ち込まないのが私。

またたく間に英知を働らかせ、滑り止めに拓大の二次受験を考えここは上手に乗り越える。

恩師の親しい生活指導の女性教師、私は弱みを握っていた、東京から帰るなり相談に行く。

卒業式は目前に迫り、無事平穏に済ませたい学校側と私、どうにか学長に面談を取り付け、

最期の選択肢の推薦入学を勝ち取るのだ、卒業式の当日前後私は拓大で簡単な試験と面接を受けた。

面接時滔々と語った記憶が有る、海外へ雄飛する夢多き事、当時の面接は夢を語ればそれで良い!

夢の話だが、ブラジルへ渡り肥料会社を作りたい、結構出鱈目でも有り、半ば真剣に語った物だ。

卒業式は母親だけが出席、名前を呼ばれても当人は居ない、後々まで寂しかったと言っていた。

こうしてどうにか大学へは無事入学を果たすのだが、晩年、裏話を知る事に成ろうとは、

私の結婚式に出席して呉れた恩師がそっと私にこの裏話を語って呉れた事が有る。

実は裏で母親が両教師に日参し頼みに行って呉れたらしいが、私は知る由も無い。

今は亡き両教師には過分なる迷惑をかけたが、同窓会の折、良く可愛がって頂いた思いが残る。

ヤンチャ者だからこそ、色々な思いが有ったのかもしれないが、想い出を沢山残した高校を後に、

迷惑の掛けどうしの人生は終焉、新たなる人生の旅立がそこに待っていた。
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忠誠心・・・こんな言葉も有ったのに!

経済紙を読んでも本当の事は書いて無い、書いても分からない人が多いからか。

昨日の産経朝刊を見て、成程と頷けた。

日本人の会社に対する「忠誠心」は世界平均の半分以下とか、今更忠誠心など有る筈も無い。

政治に無関心な日本人、国家存亡の危機感すらない国民。企業に忠誠心を持てと言っても仕方がない!

なぜならば企業は本当の事を社員にも伝え無いし、何も言わないのがサラリーマン。

メデイアも美味しくないネタは書く気も無く何事も不安要素を書く事に翻弄されている。

例えば同じ朝刊の経済欄、記事を読み返し、ふと疑問を感じるのだが?

「輸出産業の打撃深刻」円高の影響で輸出産業に冷や水と書いて有る、為替想定レート以上の円高。

そしてユーロ安、ついでヨーロッパの金融不安に株安進行、メデイアにとっては良いネタだ!

このままいけば自動車産業、家電産業の収益が落ち込むだろうと記事ネタで不安を助長する。

円高は今に始まった事でもない、110円の頃、日本企業は先行き不安と言っていたが、

それほど大きな影響も無く企業は粛々と収益を上げて来た、内部留保が減らないのは何故だろう。

ソニー、シャープは戦略ミス、経営努力が無いまま韓国勢にやられた、こんな企業は話題から外す。

為替のプロを社内に置いて実は企業はこんな事は想定内、為替差損、変動リスクも考慮している。

輸出レートの損金はキッチリ為替差損益でバランスを取って粛々と利益を上げている。

海外の協力企業の吸収及び新設工場を作る資金は何処に有るのか、社員にもこんな事は教えない!

悪い悪いと言って下請け企業に見せつけて、不用な社員も切っていく、海外へ逃げる準備をしている。

日銀が金融緩和を見合す裏に、企業は十分資金を蓄え金融機関から借り入れしなくてもやっていける。

金融緩和はせいぜい国債に流動されるだけの話し、ここは日銀の白川さんを褒めてやりたい。

安住さんの口の軽さが為替介入の目安信号、世界発信で為替トレーダーを助けているのは承知の筈。

程度の低い現政権はメデイアに乗せられた馬鹿な国民の選んだ産物でこんな話はやめておく。

企業の忠誠心の話しに戻すが、問題は連合の存在、政治に介入し過ぎ労働者を愚弄し組合員を操る。

お任せ主義の組合員、何が正しいかも分からないし勉強もしない、エネルギーも持って居ない。

年収いくらと決め込んで、平均賃金を獲得して納得、業績なんぞ関係なくボーナスの獲得は組合任せ。

やる気を起こせと言ってもさほど年収が上がる事も無く、首さえ繋がって居れば儲けもん!

何時首を切られるか分からない状況で忠誠心を持てと言う方が間違っている、だから組合にしがみ付く。

企業はドンドン生産拠点を海外へ、不合理なのは今まで協力した下請け企業、国は無策で何も出来ない。

本来企業の収益配分が間違っている、ガラス張りで3分法を取り入れて居れば社員の士気は上がったはず。

社員、株主配当、内部留保、この配分をキッチリしてれば問題ないが、企業はガラス張りを忌み嫌う。

安い賃金でこき使い、収益下りればリストラ、一時的に業績上がれば季節労働者を集めて対応する。

年功序列は昔の話、終身雇用制度も崩壊し経営の期待が薄れた企業に忠誠心を求める方に無理が有る。

夕刊1面に「最低賃金平均7円増」と大きな記事が、時給で表す全国平均の前年度対比の数値らしい、

裏面の小さな記事、安住財務大臣「消費税8%の軽減税率困難」との認識、さてこれは小さな出来事かな?

そい言えば今年のメーデーの参加者、脱原発集会の参加者より少ないのは何だろう、組合離れの現象!

いえいえいもうすでに労働組合は崩壊しているのです。

「忠誠心」こんな言葉も有った気もするが・・・敗戦国日本には・・・今・・・御座いません!

土用干し・・・三日三晩干す様だ!

朝から黙々と梅をザルに並べてる、我が家の恒例に成ってるが、今年の梅は中粒だ。

真っ赤に染まった梅をチラット見ると唾が出る、今日から三日三晩ベランダに干す準備。

有る人は三日三晩の方法を6日掛けてやるとか、午前中干して又梅酢に戻しこれを6日続けるとか、

方法はどうでもよい、教わった母親のやり方を継承して美味しい梅干しが賞味出来ればそれで良い!

死に土産に母親の言葉だが、梅干しにカビを生やせば不幸が来ると言ってた、母親が懐かしい。

雨に当てない様に天候が肝心とか、何時もは私も声を掛けるのだが今日の私は機嫌が悪い!

近頃ラッキョを付ける人も数少ない、胡瓜・茄の糠漬もそうらしい、手抜き主婦が蔓延してる様で有る。

金を出せば何でも手に入る、親の気持ちは金では買えない、こんな事の知らない日本人が増えて来た。

娘達の話だが、自家製の餃子、ハンバーグ、コロッケ等は今の若い人は造らない、スーパーで調達とか、

若い者だけでは無さそう、年往った主婦もオカズはスーパーや生協で購入し合理的だが味気ない!

家庭の味は母親の味、教える親も無ければ教わりたい子供も居ない、食卓に手作り料理は消えて行く。

家内の母親85歳、今一人でオカズも作り頑張って居る、沢山作れば御隣へ、味が落ちたら教えてや!

この母親の娘である家内は手抜きを知らない、我が家の食卓季節のオカズは無くなら無い、作って当り前。

頑固で口うるさい亭主、他の人と結婚してたら作るかなと聞いて見るがメンドクサイ事せんやろナ!

娘達二人共料理も出来る、あえて家内が教えもしないが二人とも自然に覚えて来たのだろう。

作業中少し声を掛けようかと思ったがこの偏屈親父拗れると当分話さ無い癖が有り、黙って素通り。

孫が遊びにやって来てゲームをしたいが遊ばせない、怒ると一蓮托生、当分静かな我が家にしてやろう!

腰から背筋がバリバリ言って痛みがとれ無い、話しかけたく無いが、私は起用でも背中には手が届か無い。

おい!ここからここまでサロンパス貼れや、それだけの会話しか出来なかった1日で有る。

梅の土用干し、ついでに家内も土用干し、私の心が晴れるまで三日三晩干しておこう!

旅先で・・・何処か可笑しな事ばかり?

鳴門の渦潮久々に観光したが、やはり雄大で感動物である。

今回は鳴門橋の橋下の遊歩道を歩くことにした、渦の道と言うそうな、歩く事400m。

丁度年寄りツアーも沢山来てたが、200m先で疲れた、300m先でも疲れたと落伍者多い。

橋の中央では渦潮が眼下に見える、ガラス張りで下を覗くが恐怖心で孫はビビるが次第に慣れて来る。

御年寄の数は減って居て、帰る道中に落伍者が椅子に座り見学者の報告を聞きながら引き返し帰る。

何を見物に来たのやら、駐車場の上には展望台へのエスカレータが有るが誰も乗る気は無い見たい。

昔はこの施設良かったが、渦の道が出来ればそちらに向かう人が多そうな、でも係り員は結構居てる。

せっかくだから観潮船に乗せてやろうと船着き場へ、大きな船は415人乗り、乗った客は私達5名。

横に水中観潮船が繋留、45人乗り、御客は3名、さほど時間差も無く2隻が渦潮現場に向かうのだが、

いやな質問を係官に聴いて見た、このシーズンの平日はこんな物、他人事だがこんな経営で良いのか?

2隻で8名程度なら何処か料金を平均化して1隻で十分、小型船は若干高めで水中展望も出来るらしい。

見物を終え、待合室はクーラー冷え冷え、自販機は外も店内も沢山設置、壁には節電ご協力の張り紙が、

節電するならクーラーもう少し上げるとか、自販機の室内台数止めておくとか、考えるすべなしか!

其れにしては何処彼処も経営努力の姿が見えない、帰り際大型船が出港だ、乗客数はたった3名。

昨夜の不愉快のついでに垣間見た光景、楽しいはずの1泊旅行を終えノンストップで帰路に就く。

途中家内の経っての希望、淡路サービスエリアへ立ち寄って欲しい、土産物を買うそうな。

何故か入口を間違え通過した、インターの表示にインター出口、横にサービスエリア入口と書いて有る、

迷って居る間に通過した。高速で迷いは禁物、御免と言いたい所だが、助手席で家内はプンプン!

土産物何にも買えない、スピード出し過ぎと怒っているが、土産店は結構有ったはずだが買って無い。

帰る道中皆は無口、老骨に鞭打ち運転するが神戸のラッシュで停滞続き、どんどん私は機嫌悪く。

ついでに下の娘孫、目覚めが悪く起きるなり大声あげて泣くしまつ、疲れた挙句やけくそで、

声を荒げ叱り飛ばすが、小さな孫は何にも知らない、大人の勝手さを説明できず、心の中で謝った。

もう暫くドライブも遠慮しましょう、年往けば長距離運転は無理なのかも!

唯つ無事故で帰宅できた事を幸いに思い、帰宅するなりヤケ酒飲んで寝てしまう。

孫を連れて楽しい海水浴・・・のはづなのだが?

週明け家内、娘と淡路島へ1泊旅行楽しんで来た?勿論孫を喜ばす為である。

仕事を中断してのお泊まり旅行、年に1回は海水浴へ連れて行く、丁度娘が2連休取れたから。

初日の海水浴場は綺麗な砂浜、掃除も行き届き海の家の売店の人達も感じが良い!

1日楽しく過ごし場所変え、宿泊先の洲本のホテル「海月館」へ向かった。

玄関前の駐車場、端に止めてと言ってるが、運転席の後ろ側、丁度80角のマンホールが有る。

この開口部古い板が2枚被せて有るのだが朽ちている、娘達に注意を促す、このホテルどうだろうか?

孫と湯に浸かり夕食は娘とワインで、料理はそこそここんな物だろう、日本のホテルは期待もして無い。

さて食後の寝具だが、大人3人分の布団しか敷いてない、確か孫の料金も入ってるはずだが、

孫は畳で寝るか大人と添え寝しなさいと言ってるみたい。

フロントへ電話すれば勘違いとの事、早速準備して呉れた、苦言は取りあえず言っておく。

ついでに不足の浴衣と歯磨きセットも持って来た、どうやら民宿へ泊まりに来たみたい。

孫を寝かせてその後が大変だ、寝る前に私は歯を磨き顔を洗う、これ常識。

家内も洗面台で歯を磨いてる、洗面台は2台並列で有るのだが、右は熱いお湯しか出ない。

左側はヌルイ水だけ、まあ良いか家内はこんな事関係ないみたい、ヌルマ湯で洗顔済ましてる。

こんな小さな事文句言わなくてもと言ってるが、私はこんな事は見捨てない、対価は払うのだから。

当然フロントに電話するのだが何故なのか誰も出ない、10時半で終了か仕方なくフロントまで出向く。

フロントには誰も居ない、周囲は他のお客さんが買い物など楽しんでいる姿がチラホラ見受けるが、

ベルを叩いて初めて奥からフロントマンが出て来た、内線電話に気が付かなかったと言って居る。

やがて部屋にフロントマンが来たがタオルを2~3枚持参している、尋ねた所洗面台を拭いて見るとか、

ここで私が切れたのだ、暑いお湯の調整はタオルで治るか、君がここで顔を洗ってたしかめて見れば!

カランを捻って確認するが熱くて洗えませんネ、フロントで何を説明したのかさっぱり理解して無い。

「申し訳御座いません」と頭を下げるだけ、対応は何も出来ない、若いフロントマンでは話に成らない。

上司は帰宅して居ないとの事だが早速連絡してみますと言いてるが、ついでに疑問を感じ聴いて見た、

フロントマンが今夜の責任者ならば、この大きなホテルで今のスタッフの員数どれだけ居るの!

フロントマン、指を数え首ひねり、他にもスタッフは沢山居ますがと員数すら把握できない事に戸惑った。

結局調整もしないで後にご連絡いたしますとすごすご引き揚げた。

フロントから突然の内線電話のベル、孫達は寝て居たのだが起きてしまう。

何の電話かと言えば、上司がこちらへ向かってます、15分程で付きますからお待ちください!

ついに堪忍袋は切れ、クレームはこちらから出向いて行ったけどそんな要件を内線で伝えるのか!

たかが3階、部屋に来て伝える事が出来ず電話で連絡?孫が居る事承知の筈、時刻は10時45分。

大概この時間小さな子供は寝て居る筈、宿泊客の把握もして居ない、今時の若い者口頭で言えず、

携帯重視の慣れだろうか、だがここは大きなホテル、最低の接客教育はされてるはずなのだが出来て無い!

やがて支配人がやって来た、同じく「申し訳御座いません」と頭を下げるのみ、懇懇と言ってやる。

昔の私ならここから切れるとすぐ自宅へ帰ろう、言うのだが酒も入って居る、娘は泣いている!

予約した責任を感じて居るのだろう、楽しいはずの宿泊旅行、ヤッパリ小さな事を黙って居れば、

こんな状況生まれなかったのに、後悔はしないが楽しさがここで一挙に吹っ飛んだ!

修理もされない洗面台で仕方ない歯を磨き、ヌルイ水で顔を洗い釈然としないままやけ酒を飲む。

翌朝は孫を連れ海水浴、昨日の浜と大違い、岸辺で子供たちが沢山戯れているが泳いで居ない。

人より沢山のクラゲが泳いでる、孫はスイミングクラブで多少泳げる、クラゲ怖くてなんぼの物、

促して泳がすが暫くして涙顔で飛んで来た、電気クラゲに遣られたようだ、足の太股ミミズバレ、

こうなる事は承知で泳がす、これも経験だと分かって居たが泳がせた。

まだ7月の終盤、これだけクラゲも多く赤潮が漂うのも異常、同じ淡路島でも内海側と太平洋側の違い、

再度ホテルのプールで泳がす事にする、12時までは宿泊代に入って居る、気分乗らないが仕方ない。

フロントでは家内達が清算してたらしい、支配人スタッフ一度丁重に謝って居たそうだが私は居なかった。

子供の宿泊費は削除、ついでに手土産も持たされたらしいが私は喜んでは居ない。

プールでの遊び時間は終了、帰宅時何処からともなく支配人が恐縮そうに頭を下げて見送っている。

駐車場の朽ちたマンホールの蓋は新しい板で覆い修理されやはり直接支配人に言った甲斐が有るのか。

楽しいはずの旅も半滅、鳴門の渦潮見物に出かけるが、疑問が沢山残った旅に成る。



人生足跡・・・青春期・・・(2)進路を決めねば・・・

我が家には商用車が有り運転手付、親父は免許も無いから運転手を雇っている。

松江の店も同じ様に販売用の車が有った、奈良の車は結構使わないで近くに停めて有る。

この車両、松江では浜田から鳥取までの国鉄各駅での販売、関西は和歌山から三重県まで、

結構商売を手がけて居たようだ。困るのは販売の手伝いは相変わらず私に周って来る。

何時まで経っても丁稚家業は続いていた。

関西の国鉄駅は大概私も知って居た、販売場所は機関区、大概広場が有り親父の目を盗み練習。

親父と同行の時は左程練習出来ないが、時折現場から電車で次の販売先へ行く事も多かった。

そんな折、運転手に無理難題で練習を頼む、当時の運転手結構私と仲が良く練習に付き合って呉れた。

当時単車に飽きた私の目の前に車が有る、親父の不在中は京終駅前の広場で練習をする。

その頃の京終駅は賑わいを増し、朝夕は市場帰りの商人や通勤、通学者で活気が有った。

駅前に水銀灯が設置され夕方から夜遅くまで灯りが煌々と、格好の練習所に成る、横は日通の広場。

夜は人気も疎ら、毎夜練習を重ねるが、間違って水銀灯に激突しポールは折れ、水銀灯は壊れる。

車と言えばバンパーとナンバープレートは折れ、ファーンまで壊れかろうじてエンジンは助かった。

当時駅前に交番、そして駅長まで出てくる始末、知り合いの警察官、無免許を問う事も無かった。

問題は水銀灯をどうするか、母親が弁済すると言うのだが、当時は悠長な物である。

駅長曰く千鳥さんは上得意、何とか国鉄で処理しましょうと言って居る、国鉄は我が家でも上得意だが、

当時はこんな物でした。そして車は急遽修理屋へ、当然親父の帰る前に修理を終え事無きに済んだが、

ナンバープレートの折れたのには親父も気が付き、その結果頭上、頬に鉄拳、その後車には乗られない。

高校卒業までには運転はお手の物、車屋でのカタログ収集に嵌り込み、欲しいとの願望だけが残っていた。

高校生活の思い出は修学旅行、これも結構やんちゃの明け暮れ、生活指導の女性教師を泣かした想い出。

当時はこんなの当り前、これが後に役に立つ事になろうとは、身近に大学受験が待っていた。

3年生からは進路の選択で就職コースと進学コースが有る、何故だか勝手に進学コースを決めていた。

当時は大学受験など考えても居なかった、ただ家を出たいが為と母親の経っての願いが有った。

地元でこのまま就職するか、関西の大学を進むにしても当時の私、悪い方向に向かうだろうと、

母親は思って居たのも事実、この事では母親と意見は同じ、但し親父の意見は無かった様だ。

本当はどうでも良いのだが、ここで困った事が有る。

勉学は殆ど進んでおらず、やきもきした母親も進学指導を探して来る、これが毎夜で困りもの。

徹夜の詰め込みが始まって、卒業までの半年間は殆ど遊ぶ時間が無かった記憶が残っている。

期末テストはカンニング、プロに近い神技でどうにか卒業可能まで持ってきた。

だが、人生最大の難門がやってこようとは!

私は虐めの張本人・・・

私は虐めが大好きだ、こう書き出すと何を言ってるのと思われがちだが、虐めた後に愛も与える。

昔から山野草に盆栽と多趣味の私だが今は本業の植木職、造園業を営んでいる。

草花の手入れに必ずする事が有る、それが虐めると言う方法である、植物は可愛がり過ぎても駄目!

花が咲かない、樹が暴れる、こんな時には根っこを切り詰め虐めてやる、そうすれば必ず報いて呉れる。

虐めた後は良く観察し愛情を掛け育ててあげれば必ず綺麗な花を見せてくれるはず。

さて本業の植木職だが年に何度か樹木を虐める事も有る。この花木、花付が悪いとか、調子が悪い、

結構依頼も有りますが、たいていは過保護で水のやり過ぎ、枯れない様に水だけ与えてる人が多過ぎる。

日本の四季にはタイミング良く雨が落ちて来ますがな、雨季の後には日差しもキツクナル、

梅雨が過ぎそれでも毎日水をやって居る、これでは葉っぱばっかり伸びて花芽も付かない!

生真面目な人や神経質な人は良く水やりばっかりしてますが、これでは過保護で駄目だと思う、

多少水不足程度に虐める事も大事です。

留守がちのお宅、大雑把な人の庭に結構四季の花が沢山咲いているのを見かけます。

毎日定期的に水を貰えないから、樹木は子孫繁栄の為頑張って花を付けようとしているのです。

植物は花を人様に見せる為には咲いてません、子孫繁栄の為、花を付け昆虫を呼びつけ受粉させ、

こうして実を付け野鳥に摘んで貰う、何処かの庭に糞をして種を蒔き子孫繁栄、其れが自然界の道理。

庭木に花を付ければ樹木は疲れる、だからこそ花後の剪定も必要、早目に切り取るこれ常識です。

植物は虐めなあきません、花付の悪い花木は時には根っ子を切って人間の強さを見せつける

根っ子を切られた花木は不安に成り早く花を咲かせ実を付けようと頑張ります。騙してやるのです。

寒肥の大切さ皆さん御存じ無い、あるお客さん、森の木に肥料はやって無いと言ってるがこれ違う。

「落葉帰根」森ではお互い共生して自分の葉、周りの落葉を元肥にお互い成長続けます。

日の当たらない貧弱な樹木は負け、淘汰されて行く、そしてこれも元肥に成る。

せめて庭木には寒肥も与えてやって下さいな、ついでに根っ子も虐め肥料施せば立派な花を付けます。

そう言えば、この所、巷では虐め問題取り上げてます。

やれ教育委員が悪いとか、教師が・警察が悪いとか、問題を履き違えてる感じがするのです。

虐められる子供、虐めて居る側の子供達の親の話はコレッポッチも出てこない、可笑しなもんだ!

メデイアは何ら核心に触れようともしない、1番大切な事は家庭環境、子供達と日常対話をしておれば、

ここまで酷い状況にはならないだろうに、学校任せの無責任な保護者が増えすぎた結果がこの様で、

学校帰りにスーパーの広場の地べたに座り込んでたむろする中学生、周りの大人は見て見ぬふり。

地域や学校で子供達がどういう生活しているのか知ろうともしない、無関心な大人達が増えました。

そう言えば大阪の若い市長さん、報道の内容を涙目で感想述べてたが、子供達に好きな校区も選ばすとか?

環境の良い所を選びたい親心、陰では落ちこぼれも増えるだろう、こんな発想では虐め問題語るに落ちる。

私の家の裏道は、中学生達の通学路として多くの子供が通っている、時には虐めの現場も見るのだが、

虐めグループ見つければ叱り飛ばす事にする、ついでに虐められっ子、もしなんか有ったらワシに言え!

おっさん助けたるからなと言ってやる、その後このグループ達、私の知る限り仲良く通っておりますワ。

30年近くこの様な子供を見てますが、大人に成った子供達、たまに逢っても挨拶して呉れる、

特にヤンチャ坊主が挨拶出来る、賢いお子様知らんふり、可愛げ無いけど色々な人生あります。

さて、周りの大人、少しは関心持っても良いのでは、無関心な町です、子供達の目も死んでいる!

鉄は熱い内に叩き鍛え、虐められても強くなる社会を作れ、虐めはこの世から消える事も無いが、

陰湿な虐めは今日も何処かで有るかもしれ無い、周りの大人が気を付けよう!

土用の丑は・・・美味い蒲焼ですか?

ニュースでは今年のウナギも高いとか、シラスが採れないから値段が高いと言って居る。

地球上でウナギを食べる消費者は70%近くが日本人、本当に精が付くのか良く食べる。

私もウナギは大好物、飽きない食べ物と思って居たのだが、皆の知らないお話を書いて見る。

サラリーマンの頃、私は開発が得意で、何時しかこのウナギに関しての事業展開にも参加していた。

当時はウナギの飼育で栽培漁業ブーム、私達もその仕事に従事、飼育装置やプラント販売をしていた。

徳島の吉野川沿いにはウナギの養鰻場と新しい飼育設備、研究設備も持っていた。

私は管理職、設備の開発販売、飼育にかかわる仕事を北海道から九州まで販売・指導を行って居た。

プラント工事は飼育から育成まで全てこちらが管理指導、当然魚病の知識も必要で有る。

私の部下は近大水産学部の卒業生、現地同行に連れて行き、管理を任せ仕事をこなしていたが、

連れて行けば経費もかかり、自分で知識を習得する事にする、社員の本を借り大学で学んだ知識を盗む、

研究室で顕微鏡を眺め解らない事は質問攻め、帰宅時は我流で知識習得を心がけ頭に彫り込んだ。

何時しか魚病は私の専門分野、話法は私の得意分野、何時しか研究員の同行無し、私が兼務で経費削減!

ウナギ養殖は絶えず魚病との戦い、当時薬品の認識も薄く危険な薬品とは知らず結構多用した事も有る。

水産省から食用魚に対応する薬品使用の規制も出たが、当時の養魚家が規則を守る人等いる事は無い。

出荷されるウナギがキズ物では商品価値も下がる、綺麗な商品を作るには危険な薬品を使う、これ常識!

餌に混ぜる抗生物質・抗菌剤、安価な薬浴剤、ホルマリンにマラカイトグリーン、そしてトリクロルホン。

結構多用した経験も有るが、人様に良いとは思えない、割り切れば良いのだが、私は養殖鰻は食べない。

養殖業は昔も今らずも変らずこの薬品を使って居るが使わなければ綺麗な商品は出来ない。

当時この薬品が発癌性に影響に及ぼす認識も無く、盛んに指導した事を記憶する。

ウナギは腹を開いて炭火で焼く、水洗いもしない、ウナギの血液は猛毒で有り焼けば香ばしくなる。

香ばしさが美味に変わり白焼きして秘伝のタレに付け、再度焼くとこれが俗に言う蒲焼だ!

当時の水産省はこの薬品を出荷1カ月未満使用禁止の通達を出した、危険だから駄目と言っている。

しかしこの規則を守った業者もいなければ検査等は何も無い、通達すればそれで良しの役人仕事。

今の養殖鰻も昔と何ら変わら無い、大量生産をしないと生産者収益ガタ落ち、過密養殖は今も同じ。

過密養殖は病饅の元、無理して造れば病気は付き物、出荷前に薬に漬け綺麗な姿で送り出す、これ常識。

国のルールを守って居ればこれだけ綺麗な活饅は出来ないと今も私は思ってる。

当時台湾や東南アジア各地の養魚場を見学したがこの地域の養殖はもっと悪い薬品を使って居る。

鰻を捌き白焼きにして輸入されているこの鰻、実は危険が一杯、それは昔も今も変わらず輸入される。

スーパー、ショップでタレを付けラップをしてれば美味そうに見える、土用丑は日本人こぞって食べる。

日本の文化ですかそう言う私、年に1度だけ食べる事もある、天然鰻、高いけどこれが美味い。

今日もニュースは土用丑定番の報道番組やって居る、薬品漬けの養殖鰻の危険性のニュースは流さな!

知識の持たないメデイアは今流の話題を流せばそれで良いと思っている、スポンサーも同じなり!

サーこの暑い夏、蒲焼食べて乗り切ろうと言ってるが、今年のニュースは鰻の価格が高騰したと、

年々高くなる鰻だが、もう少し高くても良いかも、養殖鰻の数を減らし安心な鰻を造って出荷。

自然保護とか近くワシントン条約で規制されるらしいが、何を規制するのか解ら無い、ただ言えるのは、

シラスの乱獲を防ぎ川にドンドン溯上させ、天然鰻を増やす努力は必要、出来れば天然鰻だけで良い。

鰻を食す食文化の日本人、夏バテには鰻だけでは御座いません。英知を絞り夏を乗り切る方法考えよう!

本当の蒲焼は天然鰻、肉厚有ってボリューム満点、ブログ書きながらヨダレも垂れる!

今度の日曜日、高くても良いから上手い蒲焼食いに行こ!



造園屋・・・何で魚病の治療する?

世間では3連休だったとか、海の日を挟んでのお休み、私の休みは有りません。

娘夫婦は子供達と海水浴、串本まで行ったらしい。孫の居ない2日間は休養したいが、

色々依頼に対応せねば、そう言う事で私は仕事に行って来た。

天理教本部から緊急の依頼、泉水池の錦鯉が結構落ちて行くそうな、昔は年に3回程行って居たが、

この所連絡も無かったし忘れた頃の電話依頼で有る、本来は断るがそうもいかない悲痛な電話声!

仕方が無いから治療に出かける事にした。

昔の本業は泉水工事・濾過装置・錦鯉の販売を営み、魚病の治療にも行って居た。

錦鯉を販売すれば魚病は付き物、売った錦鯉の魚病は大概治す、殺さないから追加の錦鯉も売れない。

その後錦鯉のブームも下火に向い、泉水池の工事も減ってくる。

長年造り上げた泉水は何時しか枯れ山水へのリホーム依頼、止むなく転業する事になる。

元々泉水工事に造園は付き物、池に滝・太鼓橋、周囲に松や植栽は無くてはならない代物、

泉水を作り濾過槽を作り上げ、錦鯉を泳がせ、出来上った周囲は下請けの造園業に任せていた。

私の生き方だが、人の出来る事は私に出来ない事も無い、造園屋の仕事も左程難しくも無いだろう!

長年見て居た造園業は廃れない職種、何時しか錦鯉のブームも去るだろうと転業のチャンスを待っていた。

少しづつ造園業の仕事を盗み覚え、解らない事は我流で勉強、次の仕事にと準備して居たのだ。

これは私の得意技、器用貧乏の成せる技なのかも知れない。

本題に戻すが、魚病はお手の物、久しぶりに本部を尋ねた。

天理教本部の泉水は結構大きく、水量100トン、大きな滝が有り庭も立派な作りである。

行くなりゲンナリした、池は泡立ち錦鯉は集団から離れ離れの魚群を作り、力の無い泳ぎ方、

見ただけで鰓病、そして寄生虫の錨虫・魚虱等々其の他病気も結構進んで居る。

あれ程私が指導していたのに、約束事は守って居ない、梅雨時分に水替えするなと言ってたが、

水替え後に魚は落ち(死ぬ事)、飛び跳ね餌食いも落ちている、それでも毎日餌は与えている。

弱っている魚にえさを与える事はもってのほか、最悪の状態を観て怒る気にもなれない。

怒っていても仕方ない、早速治療に掛ったが、私の治療は荒っぽい、病気の集団に薬を上から浴びせ、

3種の毒物のキツイ薬剤散布、治療するには容赦無い、そして餌止1週間の指示を与え帰路に就く。

無事治療を終えたが、多少心配も有り、今朝先方へ電話を掛けてみた。

その後落ちる魚は1匹も無く集団で泳ぎまわり、飛び跳ねる魚もいないとか。

電話口で感謝の言葉を聞いた時、休みを押して行って来た事に安堵した。

植木の仕事も大好きだが、やはり魚病の仕事も続けてみたい!

いつしか錦鯉のブームが来ないかな・・・これは私の願望で有る!

初めて行ったイオンモール・・・広々として綺麗!

夕食後家内に誘われ郡山イオンモールに行って見た。

目的は作業着の購入、ユニクロが有るとかで付いて行く、出来て何年かは知らないが、

家内、娘達は良く行くそうな、夏休み前に退屈そうな孫を連れての初ショッピングである。

目的のユニクロは後にして、まずメンズコーナーを周って見る、ハイカラな帽子に目がとまる。

ついでにタンクトップも、なかなか良いデザイン、早速購入する事にしたのだが家内のストップ。

帽子専門店が有るからそこを覗いて決めたら如何かと、素直に従い次ぎなる店に飛び込んだ!

壁一面、棚からコーナーすべて帽子だらけ、眺めてみるがセンス無い、店員の被った帽子が又悪い。

ここでは購入辞めにして、ユニクロ店に行くのだが、せっかくだから試着室で試そうと、

壁の突き当たりの試着室へ、白い壁で片側に個室が並んでいる、店のカラーと同系の白色。

壁にディスカウントの張り紙が有り、全くセンスに掛けている、店員捕まえ、この試着室センス無いで、

何か病院みたいやな、悪態付く私に家内が言った、店員に言っても仕方ない、店の趣向は店長次第、

この人に言っても仕方ないよと怒られる。

店内スペースも広過ぎて、理路整然と並べられた衣服、全く購買意欲も湧いてこない。

ファーストりテリングの株価が下落する情景が浮かんで来て、作業着もどきのズボン2本購入して退散。

次いで孫の玩具、連れてくれば購入やむなし、孫と私の阿吽の呼吸、好きなフィギュアを買ってやる。

勿論孫娘にもお土産にプリキュアの人形を買う事も忘れない、色はブルー、孫の好きな色。

孫にはすべて平等精神、偏った買い物はした事が無い!

家内は電化製品の売り場へ、何を買ったか解らない、ここで私は禁煙タイム、一人で表へ吸いに行く。

1階のストアーにレストラン街が立ち並び、結構美味そうな店が有る、何時か家内と来てやろう。

最後の購入は勿論帽子とタンクトップ、思いつきでしか買わない私だが結構気に入った様である。

家内がこの2階に100円ショップが有ると言う、ここまで来れば覗いてやろう、馬鹿にしていた私、

品数の多さに驚くと共に、結構ユニークな品が有る、結構海外の人も購入している。

目線の有った二人の女性、適当な英語で話しかけ、この二人のコーデイネートまでやってやる。

ユニクロで買ったと袋から突然ティーシャツをひっぱり出し、それぞれが着て私に見せている。

これに合う帽子で、カエルの目出し帽の色をグリーンにするかイエローか、どちらが似合う?

私に聞くが正直カエルの顔は頂けない、横のひよ子の帽子を指さしてこれが彼女達に良く似合う。

喜んだ二人、色違いのひよ子の帽子をそれぞれ購入して喜んでいる。

日本の品物安くて良いと言ってるが、残念です、これはメードイン・チャイナです!

二人の目ん玉クリクリし、まあ良いか100円で買えた事に満足らしい。私は誰とでも会話する。

夜10時、初めてのイオンモール散策で、結構参考になりました。

デフレはまだまだ続きそう、日本経済健全なりかな、疑いの眼で帰宅した。

人生足跡・・・青春期・・・(1)高校生には成ったけど・・・

部活は柔道部継続中、そして新たに写真部へ参加する、自宅に居ても趣味は尽く潰される。

中学時代に小遣で小さなカメラを買った事も有る、フイルムはたしか小さな16mmか、

35mmのカメラは高価で私には持つことさえも不可能、但し上の姉は良いカメラを持っていた。

確か短大に上がった頃新品で買って貰った様だ、私には貸してくれなかった記憶が有る。

当時カメラは2台、最初のカメラは玩具のミゼット、フイルムは8mmだったか、良く撮れた。

このカメラ、当時カバヤの景品、日の丸の4辺カードを集め、何十枚かカードを集めやっとゲット。

お金を出せば買えた気もするが、今にすればカバヤの飴代金の方が割高だったかも知れない。

そしてスタートカメラ、これも今にすれば玩具の類、これは小遣いで購入し夢中で撮った事を思い出す。

室生寺や奈良公園、色んな場所で一人で撮影しては三条通りのカメラ店に現像等に出しに行く。

ここの御主人、玩具カメラでも親切丁寧に露出等詳しく説明してくれ、写真技術を教わった。

懐かしく思うが今この店は無い。優しかった御夫婦に逢って見たいと今も思うのだが。

何時しか自分でも現像したい、中学生の頃の思いが高校進学と共に芽生えて来ての入部と成る。

この頃は悪ガキと少し距離を置かねばと自分なりにも解っていた、そして逃避の場所には最適だった。

最初の頃は現像の楽しみ、焼き増し等 不思議な世界の遭遇でのめり込んで行くのだが何か物足りない。

部員は皆おとなしく綺麗事ばかりの会話とカメラの新製品の事ばかり、さすがに嫌になる自分が居た。

ライカのレンズが良いとか、ニコンも良いとか、さすが金持ちだ、私には付いて行けそうに無い。

私のカメラは蛇腹カメラ、親父の仕入先の社長に借りたまま、結構長く使って居た記憶が有る、

そう言えば、このカメラ何時返したのか今にしても思い出せない。

何時しか部活からも遠ざかり、柔道部の練習も休みがち、映画館へ通う回数が増えて行く。

この頃一世を風靡したのが日活映画、赤木 圭一郎・石原裕次郎、自分がドンドン変わって行く。

ズボンはスリムでポケット無し、学ランの下は白いポロシャツ、胸にはペンダントをぶら下げる。

通学鞄は持たなくて、本はベルトで十文字に括りつけ肩に掛けて当時恰好だけは出来上がる。

冬は絹の白いマフラー、学ランの襟からチョット出し、カッコつけては繁華街へ飛び出していく、

この頃は生活指導の教師から結構注意を促されるが無視する事が多かった。

私だけでは無い、この頃のはみだし高校生、すべて日活映画の影響を受けて居たのだろう。

喧嘩は唯もので無い、飛び出しナイフは当たり前、ついでに自転車のチェーンも隠し持ち、

持っているだけだが、最悪の時しか使わない、すべて腕次第、良い時代で有った事を思い出す。

部活は何時しかバスケット部へ、好きで入部したわけでは無いが悪ガキの誘い、私に近づく目的か、

マネージャーが居ないからとか勧められ、暇だから入部する。当然部活が終えれば繁華街へと繰り出す。

この頃は良く食べた、ラーメン屋・お好み・回転焼き、ぜんざい、毎日梯子で悪ガキ通りを帰って行く。

他校生達と遭遇するが私達を見ると遠ざかる、たかられるのが怖いのか、寄り付かない。

そう言えば、昼食の弁当は何時も授業中、10時頃には食べ終える、捕まった事も無い。

当時学内に食堂が新設され、女子生徒達結構ここを利用する、弁当は持参して来るが食べる事も無く、

殆ど私達に周って来る、ほのぼのとした青春時代の初恋もこの頃か、可愛かった彼女を懐かしく思い出す。

遊びも変わって来た、このグループの二人が単車を持っていた、当時我が家には自転車にエンジンを付け、

50ccのモーター付自転車が有った、これは私の仕事用、配達などで多用、勿論免許も持ってない。

雨が降ればモーターは空回り、自転車のリムに乾いた砂を被せどうにか乗りまわしていた事が懐かしい。

単車は欲しいのだが、買って呉れ無い事は解って居る、ここはおとなしい友達の単車を借りて乗りまわす。

乗りなれて来るとこれがドンドンエスカレート、俗に言うカミナリ族のスタートである。

自宅前には毎夜誘いがやって来る、マフラーを改造、エンジンの周りにアルミの洗濯バサミを取りつける、

このアルミの洗濯バサミは放熱効果抜群、ついでにマフラーの中にゴムのチュウブを入れ音響効果抜群。

親父の居ない時は夜遅くまで自宅前で単車を触って居た、凝り性の私、なんでも夢中に成って行く。

高校2年の頃か、橿原で免許を取得、結構ズサンな試験で実地試験もいい加減、1発で取得する。

単車にのめり込むと夜通し走る事も有る、今の暴走族とは少し違うがやった事はもっとひどい!

これ以上の思い出は書くに忍びなく省略する、家内娘達は知って居るのだが、書くことには不賛成!

お金が無い、単車に乗る時の必需品はゴムホース、首に巻き付け適当な車からガソリンを拝借する、

これは結構熟練しないとガソリンを飲み込んでしまう、これは私の得意だが、飲み込んだ事は一度も無い。

阪奈道路は料金払った記憶も無く、単車に腹ばいに乗り飛ばして行く、当時の流行りである。

この後に、友達の単車はトラックに激突大事故を起こす、両膝からは白い骨が丸見えだ!

その頃か、日活の赤城圭一郎も撮影所でゴーカートで激突あえなく亡くなった。

その後友人は車椅子、若さの無謀時代も終焉、単車から少しずつ遠ざかて行く自分がそこに居た。

市のゴミ集収車・・・逆に散らしてどうするの?

剪定作業最中に収集車がやって来た、独特なエンジンの騒音ですぐ分かる。

先日このマンションの収集ボックス、黄色のネットの組立簡易ケースを新調したらしい。

蓋の上にツツジが被さって、市の作業員から蓋を開けるとすぐ蓋が閉まり作業し辛いとの事、

蓋に被さるツツジを切り摘めで欲しいとか、仕方が無いから思い切り良く剪定した。

このゴミボックス、今流行りのカラス被害対策とか、簡易組立パイプで出来ている、ネットは黄色。

何処も彼処も置いて有る、風情はあまり感心できないが、カラスの知恵に負けた人様の英知だろう。

さて当日は生ゴミの収集日、臭い仕事で大変な作業だと樹の上から暫く拝見させてもらう事にした。

蓋の開け閉めを観察したが、丁寧に開ける事はしない、荒々しく上と手前の蓋を開くのだが壊れそう。

半ば簡易ゴミボックスをバラしながらの作業である。こんな開け方ならば、あえて平戸を切る必要も無い。

それより作業風景が面白い、ドンドン生ゴミの袋をパッカー車に掘り込んで行くのだが、2袋残してる。

作業員突然袋を引き裂き中身を確認、そのまま放置、と言うより御丁寧に路上にばら撒き去って行く。

ゴミの種類が違っておれば、そのまま開封しないで置いて置けば良いのだが、何故だかバラして放置する。

白いテイシュペーパーとオムツらしい塊、沢山路上に散って居る、これはカラスよりも性質が悪い。

暫くして自治会長と当番の奥さんやって来て、間違ったゴミを出した住民を揶揄してる。

黙って居れば良いのだが、私も一言苦言を、出す住民も悪いが、作業員のマナーは最低だ、

清掃局に言いなはれ、返って来た言葉に唖然とした、作業員怖いから言わないそうな!

そう言えば何処の地域でも作業員に文句は言いたいが、との話は聞くが誰も言う人は居ない様だ。

剪定作業終了時、帰宅途中で目にした光景、やはりゴミの種類が違うからと道いっぱいに散らばった紙。

傍らで箒を持った爺さんが一生懸命掃除をする、車を停めて言ってやる、其れカラス違いますぜ!

知ってます、作業員何時も散らかして帰ります、解って居ても何も言えない、何処も彼処も同じです。

違うゴミを出す馬鹿は減る事は無いだろうが、作業員のモラルは落ちる所まで落ちている。

危険手当、特殊手当の軽減下で作業員のフラストレーションが高まって荒々しくなるのは解るけど、

荒らす奴、カラスばかりでは御座いません、カラス防御ネットに変わる物は無いかいな!

ひと夏のお騒がせ・・・そこまでやって来た!

月曜日からマンションの剪定作業を続けていた。暑いと言うより蒸し暑く湿度も高過ぎ。

若い衆に負けじと老骨に鞭打ち頑張って見るのだが、年寄りの冷水か度々休憩を取るしか無い。

10時頃の休憩時、何処からともなく蝉の声、アブラ蝉でも無い、ミンミン蝉が鳴いていた。

何時も、初鳴きは1匹だけでは無いのだが、今年は1匹だけ、それも12時過ぎには鳴き止んだ。

この1匹は飛び出る時期を皆と同調できなかったのか、その後3日間鳴き声は聞こえない。

夕食時、ニュースを見ると、どこかの党を飛び出した親分蝉が鳴いている、これには同調者も多そうだ。

鳴き声の大きな親分蝉、「国民の生活が第一」とか言ってる、何を言って居るのか私の胸には響かない。

同調者の顔を拝見しても只の輩集団、これからそれぞれの里山でシャンシャンシャンと泣くのだろう!

ひと夏の日暮らし蝉で無ければ良いのにと、他人事のように穿った眼で呟いてみる。

くだらんニュースもそこそこに、食後の散歩に裏道を歩いて見る、これは私の日課でも有る。

何時も頭上に蝶蜻蛉が3匹、今日はこの蝶蜻蛉が見つからない、変わりにギンヤンマが飛んでいる。

この場所は蝶トンボの縄張りの筈、追い払われたのか、逃げたのか聞いてみないと解らない。

ギンヤンマ、地面をスレスレに飛び、結構獰猛な面構え、先程のニュースに出て居た輩に良く似てる。

集団を作り潰して何をしたいのか、唯解る事は己の利益のみ、もうこんな政治家は要らないか。

今年の夏は格段と暑そうな気がするが、静かな里は無いものか!私も何処かへ逃げて行きたい。

明日の七夕・・・晴れたらいいのに!

夕食時食卓の傍らに沢山の短冊が積んである。

チラット覗いて見るのだが、それぞれの願いが叶う様、沢山の人が書いている。

これ以上の拝読は御利益無くなるから辞めておき、短冊の束を家内にそっと手渡した。

4日前、娘がなごみ通信に書いていた、なごみ地蔵に七夕さんを祭りましょうと呼びかけている。

そう言えばこのなごみ地蔵建造して7年目、初孫の生誕を祝し地蔵さんを作って見た。

この地域、寂れた町でも無いのだが親睦は何もない、家は沢山増えて来る。

自治会員も増えてきて、小さな子供も多くなる、せめて孫達に故郷の思いを作っれやれ!

予算も無かったが、そうしてこの地蔵尊が誕生した。

当初はこの地蔵さんの土地をも提供して頂き、横の駐車場も拝借し、毎年お祭りを楽しんだ。

地域の子供達と楽しい思い出を作ったのだが、設立4年目この知人もあの世へ去り今は出来ない。

知人の息子こんな事には興味無く、駐車場でのお祭りも丁重にお断り、不思議と彼は教育者、

父親に教わる事も無く、金欲だけに走って居る。その息子孫が出来ても関係無しと我が道を行く。

この人も次元の低い旧村のお仲間、神社の催事に興味無く、当時の優しかった知人の顔が目に浮かぶ。

それも良し、地蔵祭りが出来なくとも毎年8月に成れば和尚を招き、細々と行事を継続している。

なごみ通信は娘が書き、定期的には発行出来ないが時には地域の親睦を図ろうと書いている。

努力している彼女にまず感謝、そしてこの小さな行事に賛同してくれる地域住民に感謝する。

なごみ通信はこう書いている。

短冊を少しづつお配り居たします、願いを込めてお地蔵さんの前の笹に飾りに来ませんか!

車社会の生活の中、お地蔵さんの前で足を停める事も少なくなりました、この機会に、

この地域の安全と皆様の幸せを見守って呉れる地蔵さんの顔を観に来て頂ければ幸いですと。

追記に7月7日の夕方この地蔵さんの前で記念写真を撮りませんか、何年か後に良い思い出になれば、

と地域の皆さんを誘っている、私の気の付かない事を娘がやって呉れて居る。

七夕の笹、以前は裏の竹藪で切り取って居たのだが、今は竹藪も無く家内が黒竹を1本伸ばしてる。

昨日の雨の中、切り取った黒竹を地蔵さんの前に括り付けに出かけて行った。

そう言えば、この地蔵、命名は家内が付けたの思い出す、地域の皆が和みます様にとの思いから!

建造したその夏、家内に胃癌が見つかって、悪性では有ったが、今は完治し元気そのもの生きている。

これもお地蔵さんの御蔭かと、不信論者の私でさえも心の中で思わずには居られない。

大難は小難、徳を積んで行こうとの誓いが、今もこのお地蔵さんに感謝の念を持っている。

外は今も雨、明日の夕方晴れれば良いのに、心の隅にテルテル坊主吊っておく。

半化粧の葉が白っく成って来た・・・さあ仕事に出かけるかナ!

夏至から数え10日ほど経てば半化粧の葉が少しずつ半欠けで白くなる。

表側だけ白くなり、裏側は緑のまま、化粧のやり残しの様相、それも上から3枚程度だが。

我が家の庭には昔からこの半化粧が有る、葉が白くなる頃を梅雨明けの目安にしている。

今年は少し遅いようだが、多少の違いはどうでも良い、これを観る頃仕事はつかえて来る。

傍らのアジサイの花はほぼ終わりに近く、この半化粧の葉を目安に花柄をピッチする。

良くお客さんに聞かれるが、何処から切れば良いの、NHK趣味の園芸通り切るのだが解らないと。

毎年この雑誌は内容も同じ、上から数えて何節目とか書いて有るが本見るより、花見て切りなはれ。

本ばっかり見てても進歩御座いませんで、思い切って切る事だ、それも花八八の終わり頃。

花瓶に挿せる長さ程度、花柄から30cmm程度下で切れば良いですよと・・・言ってます。

本来アジサイは切るに及ばず、家庭の庭に植えるよりお寺に向いてます、俗名死に花ですから。

あまり縁起の良い花でも無く、伸ばし放題が大きな花を付けますが小さな庭では切るしかない。

雨上がり、合間を観て近くのマンションの雑草除去に根占(皐月・平戸つつじ)も刈り込んできた。

このマンションのお隣の山は荒れ放題、持ち主は親も子も教育者、昔から迷惑掛けてても知らんプリ。

去年も説教したのですが、今年も相変わらず木は倒れ込み蔓はマンションの敷地まで入り込む。

蔓をカットして行くと、頭上にアケビの実が沢山、採るには少し早そうか、割れるまで待てやろう。

山を荒れさせている御蔭か、久々にアケビの実が食べられそう、そんなに美味くは無いのだが、

あと2,3日ぐらいが食べ頃か、思っておれば突然土砂降りの雨、ドッグ&キャットですわ!

週明けの雨上がり、小鳥に食べられる前に採ってやろう、高い梢は手が出ない!
仕事をしながら四季折々、季節感を得られる喜びに浸って我が家に帰り、まず1杯!

老舗のまんじゅうも・・・おお怖い!

先週末、お客様からお礼の和菓子を頂いた。老舗の店からのお届けだ。

仕事以外の御依頼を風邪を押して出かけて行き、先方に甚く喜んで頂いたお礼である。

早朝にこの老舗から直接届けられ、翌日病院の検査も無事すませ、お酒を控えた分をお茶にした。

箱を開けると沢山の和菓子が並んでいる、早速家内は大好物の最中をパクつこうとしている。

私はこの老舗の城の口、ワラビ餅の中に小豆が入りきな粉をまぶしパクついた。

突然家内がこの最中何か変な匂い、皮をめくって検査している、お父さんこれカビ違う?

風邪気味の私、臭覚失せて解りません、小豆の周囲に少し白い物を見せて呉れるのだが、

すかさず言った言葉、この老舗信用有る店や届いて2日目、カビは入てる訳無いわ!

その日は其れにてお茶会は閉幕と成った。

頂いた和菓子、数多い為翌日家内が裏の孫達に御裾分け、娘も早速パクついたのだが、

やっぱり、最中カビ臭いでと言いている、御父さんの話聞いて文句は言わず皆食べたらしい!

そして事件が発覚した、家内は大阪へ毎週月曜日に母親を尋ねて行くのだが、

家内の母親も和菓子大好き人間、手土産にこの和菓子を持って行き、早速二人で御茶したそうな、

家内からの電話、御父さんこの最中臭すぎ、衣と小豆の周囲カビだらけやで、悲痛な声がしている。

さてその後、この老舗の対応だが、ここが今流、クレーム後の電話を呉れた製造責任者。

どうやらこの最中、思い当たる事が有るのか、現物見ないまま、謝って居る。

製造工法少し変えたとか言訳いって、ついでに出てきた言葉に腹が立つ、

「どうさせてもらいましょうか?」

何ヌカス、難癖で話してるの違う、老舗の店は郡山、我が家との距離知れている、来て確認もしない内、

どうさせて頂いたら良いですかは御座いません。保健所へ持って行きますわと電話を切ったのだが、

それから1時間後、製造責任者と若い社員、二人連れで尋ねて来ました、未開封の最中握りつぶし、

責任者匂い嗅いで若い衆に、ヤッパリこれカビやワ、二人で納得した後、低姿勢。

ふつうはこれにて終えるのだが、この責任者に、当日製造した最中、幾つぐらい作ったのか、

すべて完売ですかと尋ねたら、この最中は当日売りの分だけ作りすべてお客さんに渡したそうだ。

成らば私のクレームはさておいて購入者の御届け先解るなら、お宅から出向くなり対応しなはれ、

こうして二人を帰らしたが、夕方7時頃頂いたお客さんに電話で経緯を話し聞いてみた。

老舗から連絡有りましたか?そんな事情初めて聞いたとの事、早速本店に電話すれば面白い。

製造責任者もほかの社員も帰ってしまったとの事、顧客に電話1本しないで何が責任者ですか?

さんざん苦言を呈するのですが、でんわの奥から、今流の「誠に申し訳ありません」の連呼。

早速謝罪のお手紙を送ります、馬鹿か!住所が解れば電話も分かる、出向いて行くのが筋でしょう!

手紙は今宵は届きません、明日に届くか明後日か、その時にはことすでに遅過ぎです。

賞味期限は7月4日までと書いてるが、殆どの方すでにお腹の中に入ってる。

これぞ喉元過ぎればのたとえ、クレームは我が家だけ、このままこの老舗知らぬ事で済ますだろう!

腹が立って電話切る、家内と娘に早速私は謝罪した、何時も口が肥え、味の解らん奴食うな!

言ってた私が馬鹿だった、これからは有名な和菓子と言えど何も言いませんワ!

老舗もこんな体たらく、処理せず帰る責任者、これにて終了と思っている、

誠意が有れば私の顧客に電話なり連絡するべき、保健所へ持って行くのは辞めるのだが、

腹が収まらないから届けてやろう!ブログ書き終えたら早速保健所へこの最中持って行こう!

カビ菌の箱の中、食べたくとも食べにくい他の和菓子が残残っている。

ついでにこの和菓子も連れて行こう!

孫の遊びが進化する?

風邪引きで寝込んでいても楽しい事も有りますわ。

私が現場に行けない為、娘や家内が助っ人で現場に入り結構助けてもらいました。

但し条件付き、下の孫の子守です。朝早く寝ざめの悪い孫を家内が迎えに行き連れて来る。

毎度の事で孫も慣れたもの、爺じシンドイか、言ってくれるだけでも熱下がる。

おしゃまな娘、家内と娘が居ないと特にそう、大人ぶって世話を焼く、結構気を使ってくれます。

水指しの水をコップに入れるのは孫の役目、生意気に薬飲みやと大人顔負けで言っている。

午前中はiPadのYouTubeを観せておく、アンパンマン、プリキュラ慣れて来ると勝手に操作、

適当に探して勝手に歌を歌っている、子守がこんなに楽なのは正直言って助かった。

午後に成れば上のお兄ちゃん小学校から帰って来る、こいつは元気が良すぎてうるさ過ぎ、

晴れて居たら自宅でジッとはしていない、友達と約束しているとかですぐに出かけて行く。

何時だったか、帰宅するなりリュックを背負って何処かへ遊びに出かけて行く。

何で遊びにリュックが、尋ねてみる、小人探しに行ってきます?何の事かさっぱり分からない。

リュックの中身は小人探しに必要との事、なに入ってると聞いても教えてはくれない。

傍らの友達に聞いても答えは同じ、どうやら二人の秘密らしい!

帰って来た孫捕まえて小人居たかと聞いてみるが、今日は居なかったワ、真剣な眼で話して呉れる。

どうやら今流行りの小人図鑑にその人形が出てるとか、私のパソコンで検索させ見せてくれる。

ついでに実物大の人形のフィギア持ってきてこれと同じ小人が居るよ!

見せて貰うが、顔は堅く変な様相、体と言えばグニャグニャした奇妙な人形で有る。

彼らにすればこの人形と同じ小人が本当に居ると思っている。話はドンドン進んで行く、

森が荒らされ家が経ち、小人の世界が無くなってきて、今はこの町近くに住んでるそうだ!

野原、草むら等家の近くや、人ごみに塗れて住んでる者、海にも居るそうな!

真剣な顔つきで語ってくれるが、それだけでも滑稽だ、どうやらリュックの中身は餌と籠らしい。

娘がそっと私に教えてくれる、但し孫達には内緒の事とか。

雨が降れば大変だ、二人の孫は騒がしい、特にお兄ちゃんは質問多過ぎて寝させても呉れない。

例のiPad、娘夫婦にゲームを禁じられ、買っても御貰えない、可哀そうだから少しゲームを入れている。

娘夫婦に内緒だが、ブログに書けばバレバレ!それでも不憫な孫にしたく無い。

ゲームは無料のアプリを使用、これが殆ど英語、説明終えればこれは何、休む間もなく聞いて来る。

変な物を入れたと後悔するが、楽しそうな孫を見れば多少の熱が出ても仕方ない。

何時しか二人共、勝手に操作を覚え適当にゲーム、YouTube等で遊んでくれる。

この小さな孫達、日々進化してドンドン成長している。

人生足跡・・・少年期・・・(6)悪ガキの進化。

中学卒業の頃か、父親が家に居るのが減って来た、殆ど出張だとか、行き先には興味は無い。

そして上の姉も居なくなる、後の話だが、その頃父親は松江に店を構えていたそうな。

この店に商品を卸していたのだが資金繰りに困り倒産とか、親父がこの店を買いとったらしい。

屋号は「千鳥商事」皮製品の販売店とか、そして初代店長に上の姉が赴任したらしい。

そしてもう一つ、国鉄労働組合に販路を広げ、10回払いの月賦販売を開始していた。

当時の国鉄は動労・国労が有り、ここの組合員に商品を販売、給与から毎月自動引き落し、

親父の回収は組合から一括で9カ月分先に得る、組合は1カ月分の収益、これが組合活度費に成る。

なかなか画期的な商売をしていたなと、晩年思うのだが、当時の事は詳しくは知らない。

私にしてみれば、この頃が自由気ままな中学3年生、悪くなったのに気が付かない。

タバコを吸う事も覚えて来る、最初は親父のタバコを2本程度拝借し吸っていた。

さほど美味くも無いが、これが不良のカッコつけ、味を覚えると仲間からも周って来る。

時に親父からの依頼でタバコ屋へ走るのだが、ついでに1箱余分に購入する事当たり前、

当時親父の吸っていた銘柄は忘れたが、まずいタバコだと記憶する、違う銘柄は買えない!

要領の悪い友人は学ランのポケットに入れたまま登校するが、賢い私は持ち歩かない。

所持品検査で彼のポケットから煙草の残骸あっさり見つかり、ドンドン検査厳しさを増し、

停学処分者増えて来る、この時代皆口は堅く友人を裏切るものも居なかった。

私の友人も見つかるが、生活指導の女教員と口論の挙句、あっさり退学処分を受けて去って行く。

当時彼を含め友人3人も停学処分、私と言えば要領だけは心得ている、簡単には捕まらない。

隠し場所は柔道着、何時も部室に吊っておく、汗臭く誰も検査はしたく無い。

その頃か、突然災難が頭上に、校庭で休息している私の頭に握り拳の石が落ちて来る。

落ちたのではない、この石で頭を割られていた、気が付けば血だらけ、5針も縫った。

仲の悪い学友の不意打ちで有る、この事件も学校へは詳しく話す事も無く、只彼は停学処分。

私の両親がこの事件で学校へ行った事も無く、さほど大きな事件には成って無い。

確か先方の父親が卵を20個ばかり箱に入れ、私の自宅へ頭を下げに来た事しか記憶が無い。

安い治療費である、今の時代ならばどうだろう、当時はこんなの当り前、怪我も絶えないし、

多少の怪我は親にも話さず自分で処置する、こんな時代を経てくれば、今の時代は情けない。

こうして中学時代は終焉を迎え、あまり勉強した記憶も無くスライドで、育英高校へと進学する。

ここはお嬢さん学校、男子学生もおとなしい、疎外された学生だけが青春を闊歩する。

これと言って目的も無く無意味な高校生活が始まって行く、良くなる事は無かった様だ。

生き方少し変えてみようかな?

2週間も寝込んだの初めてです、夏風邪はこじらすとシツコイですな!

この所お客さんから結構お電話頂きます、有るお客さん、娘にお父さんの病気、相当悪いの?

御心配頂き有難うございます、このチョイ悪親父、まだまだくたばりません!

昨日 CT検査成る物受けて来ました、結果は残念ながら何処も悪くないそうです。

先生曰く、臓器は若者と変わらない綺麗な形、膵臓に問題有るかと心配してましたが、

御主人結構不摂生している割に肝臓・膵臓・胆嚢綺麗ですよ、そして大腸癌の検便も問題無し!

胃は少し荒れてますがピロリ菌無し、癌の細胞検査も心配御座いません。

胸のレントゲン、これもヘビースモーカーにしては何処も悪くない、良い事だらけの検査結果です。

なんのこっちゃ、心配で付いて来た家内ホッとして、ルンルン気分で診察室出て行きました。

検査前から何処か悪いの決まっている、ひょとして癌やでと決めつけてる家内、御苦労さん!

祝盃上げたい所だが、風邪の状況変わらずでお酒はこの日も辞めておく、これで5日酒を断つ。

酒を5日も断つ事、これは近年私にとって珍しい、酒を飲めば頭が割れるほど痛いから辞めただけ。

何を隠そう、本心は癌が見つかるだろうかと自己診断、外れた事にホッとしている自分が居た。

数値を見れば簡単に安心できないですよ、9月に再度血液検査をされたら如何でしょうか!

年取ればここは素直に先生の言葉に従おう、チョットだけ素直に成る自分がここに居た。

ネットのニュースで地井武雄さんが心不全で死去された、好きな役者が又一人亡くなった。

冥福を祈ると共に、そうや・・・何時か私も死んで行く・・・少し素直に成ろうかな!
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