
人生足跡・・・少年期・・・(6)悪ガキの進化。
|Posted:2012/07/01 15:59|Category : 人生足跡|
中学卒業の頃か、父親が家に居るのが減って来た、殆ど出張だとか、行き先には興味は無い。
そして上の姉も居なくなる、後の話だが、その頃父親は松江に店を構えていたそうな。
この店に商品を卸していたのだが資金繰りに困り倒産とか、親父がこの店を買いとったらしい。
屋号は「千鳥商事」皮製品の販売店とか、そして初代店長に上の姉が赴任したらしい。
そしてもう一つ、国鉄労働組合に販路を広げ、10回払いの月賦販売を開始していた。
当時の国鉄は動労・国労が有り、ここの組合員に商品を販売、給与から毎月自動引き落し、
親父の回収は組合から一括で9カ月分先に得る、組合は1カ月分の収益、これが組合活度費に成る。
なかなか画期的な商売をしていたなと、晩年思うのだが、当時の事は詳しくは知らない。
私にしてみれば、この頃が自由気ままな中学3年生、悪くなったのに気が付かない。
タバコを吸う事も覚えて来る、最初は親父のタバコを2本程度拝借し吸っていた。
さほど美味くも無いが、これが不良のカッコつけ、味を覚えると仲間からも周って来る。
時に親父からの依頼でタバコ屋へ走るのだが、ついでに1箱余分に購入する事当たり前、
当時親父の吸っていた銘柄は忘れたが、まずいタバコだと記憶する、違う銘柄は買えない!
要領の悪い友人は学ランのポケットに入れたまま登校するが、賢い私は持ち歩かない。
所持品検査で彼のポケットから煙草の残骸あっさり見つかり、ドンドン検査厳しさを増し、
停学処分者増えて来る、この時代皆口は堅く友人を裏切るものも居なかった。
私の友人も見つかるが、生活指導の女教員と口論の挙句、あっさり退学処分を受けて去って行く。
当時彼を含め友人3人も停学処分、私と言えば要領だけは心得ている、簡単には捕まらない。
隠し場所は柔道着、何時も部室に吊っておく、汗臭く誰も検査はしたく無い。
その頃か、突然災難が頭上に、校庭で休息している私の頭に握り拳の石が落ちて来る。
落ちたのではない、この石で頭を割られていた、気が付けば血だらけ、5針も縫った。
仲の悪い学友の不意打ちで有る、この事件も学校へは詳しく話す事も無く、只彼は停学処分。
私の両親がこの事件で学校へ行った事も無く、さほど大きな事件には成って無い。
確か先方の父親が卵を20個ばかり箱に入れ、私の自宅へ頭を下げに来た事しか記憶が無い。
安い治療費である、今の時代ならばどうだろう、当時はこんなの当り前、怪我も絶えないし、
多少の怪我は親にも話さず自分で処置する、こんな時代を経てくれば、今の時代は情けない。
こうして中学時代は終焉を迎え、あまり勉強した記憶も無くスライドで、育英高校へと進学する。
ここはお嬢さん学校、男子学生もおとなしい、疎外された学生だけが青春を闊歩する。
これと言って目的も無く無意味な高校生活が始まって行く、良くなる事は無かった様だ。
そして上の姉も居なくなる、後の話だが、その頃父親は松江に店を構えていたそうな。
この店に商品を卸していたのだが資金繰りに困り倒産とか、親父がこの店を買いとったらしい。
屋号は「千鳥商事」皮製品の販売店とか、そして初代店長に上の姉が赴任したらしい。
そしてもう一つ、国鉄労働組合に販路を広げ、10回払いの月賦販売を開始していた。
当時の国鉄は動労・国労が有り、ここの組合員に商品を販売、給与から毎月自動引き落し、
親父の回収は組合から一括で9カ月分先に得る、組合は1カ月分の収益、これが組合活度費に成る。
なかなか画期的な商売をしていたなと、晩年思うのだが、当時の事は詳しくは知らない。
私にしてみれば、この頃が自由気ままな中学3年生、悪くなったのに気が付かない。
タバコを吸う事も覚えて来る、最初は親父のタバコを2本程度拝借し吸っていた。
さほど美味くも無いが、これが不良のカッコつけ、味を覚えると仲間からも周って来る。
時に親父からの依頼でタバコ屋へ走るのだが、ついでに1箱余分に購入する事当たり前、
当時親父の吸っていた銘柄は忘れたが、まずいタバコだと記憶する、違う銘柄は買えない!
要領の悪い友人は学ランのポケットに入れたまま登校するが、賢い私は持ち歩かない。
所持品検査で彼のポケットから煙草の残骸あっさり見つかり、ドンドン検査厳しさを増し、
停学処分者増えて来る、この時代皆口は堅く友人を裏切るものも居なかった。
私の友人も見つかるが、生活指導の女教員と口論の挙句、あっさり退学処分を受けて去って行く。
当時彼を含め友人3人も停学処分、私と言えば要領だけは心得ている、簡単には捕まらない。
隠し場所は柔道着、何時も部室に吊っておく、汗臭く誰も検査はしたく無い。
その頃か、突然災難が頭上に、校庭で休息している私の頭に握り拳の石が落ちて来る。
落ちたのではない、この石で頭を割られていた、気が付けば血だらけ、5針も縫った。
仲の悪い学友の不意打ちで有る、この事件も学校へは詳しく話す事も無く、只彼は停学処分。
私の両親がこの事件で学校へ行った事も無く、さほど大きな事件には成って無い。
確か先方の父親が卵を20個ばかり箱に入れ、私の自宅へ頭を下げに来た事しか記憶が無い。
安い治療費である、今の時代ならばどうだろう、当時はこんなの当り前、怪我も絶えないし、
多少の怪我は親にも話さず自分で処置する、こんな時代を経てくれば、今の時代は情けない。
こうして中学時代は終焉を迎え、あまり勉強した記憶も無くスライドで、育英高校へと進学する。
ここはお嬢さん学校、男子学生もおとなしい、疎外された学生だけが青春を闊歩する。
これと言って目的も無く無意味な高校生活が始まって行く、良くなる事は無かった様だ。
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