
お盆のお迎え・・・するのです。
|Posted:2012/08/13 10:19|Category : 家族の絆|
お盆のお迎え準備に家内はセッセと動いている、早朝御墓の手入れに出かけて行った。
私はめったに行く事も無い、親父をほりだすまでの嫌な想いが脳裏に残る。
墓土地さえ買えない親父、母親が無理をして購入した墓に、墓石すら載せられない。
母が死に数多くのお金が入るや車を買い海外旅行まで行く始末、そして立派な墓が建つ。
亡き姉の墓標も建ち、大きな墓石には母親の戒名、その横に親父の戒名が赤色で彫って居る。
戒名も結構高かったことだろう、長く訳の分らぬ戒名で有る、坊主丸儲けの次第なり!
その後も度が過ぎた父親を我が家から追い出し、ついでに隣の姉も一緒に出て行った。
晩年姉達と寂しい思いで生活して居た様だがこれも親父の選んだ人生それ以上は考え無い。
大きな墓土地も今では半分他人に売り飛ばし、何に使ったのか聞くすべも無い。
本当はどう使ったかは知ってるが、死人の恥の書きついでは辞めにする。
甲斐性の無さを象徴出来るこの墓地は、親父との最後の喧嘩言葉で、今も脳裏に残ってる。
不甲斐無い父親に、言われた言葉が面白い、お前が死んでもこの墓には入るな!
そうです、こうデカデカ戒名の書かれた墓標には私の入る余地は御座いません。
今墓石の親父の戒名は朱色から黒に塗りこめられこの石の下で静かに眠っている。
お盆の度、私が皆に言う事は決まっている、私の死後、灰は宍道湖に散骨せい!
仏壇の前で先祖に手を合せながら考える、こんな親父でも、供養は続けて行くのです。
死して尚話題に上る親父は幸せ者かも知れない。
フト見上げると親父の遺映がこちらを眺め、傍らの母親が何かを語ろうとニッコリ笑ってる。
もういいん違うか、許したり、そんな声が聞こえそう!
提灯、お供え準備完了、さてさて今日夕暮れには、麻がら焚いて先祖をお迎えしよう!
私はめったに行く事も無い、親父をほりだすまでの嫌な想いが脳裏に残る。
墓土地さえ買えない親父、母親が無理をして購入した墓に、墓石すら載せられない。
母が死に数多くのお金が入るや車を買い海外旅行まで行く始末、そして立派な墓が建つ。
亡き姉の墓標も建ち、大きな墓石には母親の戒名、その横に親父の戒名が赤色で彫って居る。
戒名も結構高かったことだろう、長く訳の分らぬ戒名で有る、坊主丸儲けの次第なり!
その後も度が過ぎた父親を我が家から追い出し、ついでに隣の姉も一緒に出て行った。
晩年姉達と寂しい思いで生活して居た様だがこれも親父の選んだ人生それ以上は考え無い。
大きな墓土地も今では半分他人に売り飛ばし、何に使ったのか聞くすべも無い。
本当はどう使ったかは知ってるが、死人の恥の書きついでは辞めにする。
甲斐性の無さを象徴出来るこの墓地は、親父との最後の喧嘩言葉で、今も脳裏に残ってる。
不甲斐無い父親に、言われた言葉が面白い、お前が死んでもこの墓には入るな!
そうです、こうデカデカ戒名の書かれた墓標には私の入る余地は御座いません。
今墓石の親父の戒名は朱色から黒に塗りこめられこの石の下で静かに眠っている。
お盆の度、私が皆に言う事は決まっている、私の死後、灰は宍道湖に散骨せい!
仏壇の前で先祖に手を合せながら考える、こんな親父でも、供養は続けて行くのです。
死して尚話題に上る親父は幸せ者かも知れない。
フト見上げると親父の遺映がこちらを眺め、傍らの母親が何かを語ろうとニッコリ笑ってる。
もういいん違うか、許したり、そんな声が聞こえそう!
提灯、お供え準備完了、さてさて今日夕暮れには、麻がら焚いて先祖をお迎えしよう!
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