
キンモクセイ・・・花ことばは謙虚とか
|Posted:2012/10/18 21:51|Category : 花木の想い|
二日続きの雨に、残念ながら仕事を離れ庭先をボンヤリ見つめて居る。
庭一面に香りをただ酔わせていたキンモクセイ、雨の滴と共にこの小さな花もポツポツ落ちて行く。
花言葉が「謙虚」とか、この花柄が散り去ると、もうすぐそこには冬が来る。
剪定作業で困るのがこのキンモクセイ、花開くまで切り詰めるのを控え、軽く刈り込むのだが、
もう少し切り詰めて欲しいとのご所望は、花を愛でるのでも無く、花柄の掃除に困るから!
今年も多くの人に苦言を呈し作業を続けて居るのだが、香りと美しさに興味の無い人増えて来た。
作業前、取りあえず御希望聞くのだが、ヤッパリ・ズッパリ切って呉れ!
風情を感じないお客さんも年々増えてくる。
このキンモクセイ、実は私もあまり好きでは無い、早い話便所花と言って居る。
昔は雪隠の横、汲み取り式トイレの際に植えるのも多かった、早い話匂い消しで有る。
そして嫌いな理由は他に有る、原産が中国とか、江戸初期に渡来して来たそうな。
日本渡来は雄木だけ、雌木は1本も無い、理由は知らないが、これは中国の策略か、今も私はそう思う。
種が無くとも簡単に増やせる、簡単な方法は挿し芽、こうしてドンドン増えて行き、今は安価で手に入る。
当時のシナ人知らなかったのか、どうでも良いのだが樹木も、その他の中国産も嫌いで有る事間違いない!
この嫌いな「金木犀」何故に我が家に有るのか、実は亡き母親の大好きな樹木、今も目の前に座って居る。
そう、このキンモクセイは母親の香りでも有り、忘れた頃に思い起こさしてくれる花木で有る。
剪定しながら考える、何処彼処もまんまるに刈り込んでいるが風情も無い。
御希望に応じてだが時には円推型に仕上げ、時間が有れば中枝を整理、透かし切りもするが手間かかる、
所望される人も年々減って来た。
先日新規のお客さん、毎年このキンモク花付が悪いとの御相談、お話を聞いて納得できた。
今までの植木屋さん、油粕入なはれ、そんなこんなで、毎年寒肥の頃、油粕タップリ施していたそうな!
このキンモクセイ、窒素過多で葉っぱも大きく緑も青々、花芽は数える程、これでは花は付きません。
肥料には、葉肥・花肥・実肥等、バランス良く施して、最後に大切な目肥欠かしたらイケません!
庭木は愛でる物、頂ける物、肥料だけでは育ちません、見る目を持って育てたり!
樹木は何かを言っている、動物愛護と叫ぶけど、植物愛護は皆知らない、何を言うのか聞いてやれ!
切り詰めて、もっと短く切れと所望する人、酸素は何処から湧くのかと、お陰を忘れた人多い!
「成程な・・・と頷いて」 良い話聞かしてもらい、来年花沢山付くの楽しみですワ!
喜んでくれたお客さんの笑顔が忘れられない、好き勝手な言葉を残してきたが、
手入れする時、力を入れて剪定しよう!
この雨の中、花の散り際を眺めながら、老いて行くわが身も少し謙虚な気持ちで生きて行こう!
庭一面に香りをただ酔わせていたキンモクセイ、雨の滴と共にこの小さな花もポツポツ落ちて行く。
花言葉が「謙虚」とか、この花柄が散り去ると、もうすぐそこには冬が来る。
剪定作業で困るのがこのキンモクセイ、花開くまで切り詰めるのを控え、軽く刈り込むのだが、
もう少し切り詰めて欲しいとのご所望は、花を愛でるのでも無く、花柄の掃除に困るから!
今年も多くの人に苦言を呈し作業を続けて居るのだが、香りと美しさに興味の無い人増えて来た。
作業前、取りあえず御希望聞くのだが、ヤッパリ・ズッパリ切って呉れ!
風情を感じないお客さんも年々増えてくる。
このキンモクセイ、実は私もあまり好きでは無い、早い話便所花と言って居る。
昔は雪隠の横、汲み取り式トイレの際に植えるのも多かった、早い話匂い消しで有る。
そして嫌いな理由は他に有る、原産が中国とか、江戸初期に渡来して来たそうな。
日本渡来は雄木だけ、雌木は1本も無い、理由は知らないが、これは中国の策略か、今も私はそう思う。
種が無くとも簡単に増やせる、簡単な方法は挿し芽、こうしてドンドン増えて行き、今は安価で手に入る。
当時のシナ人知らなかったのか、どうでも良いのだが樹木も、その他の中国産も嫌いで有る事間違いない!
この嫌いな「金木犀」何故に我が家に有るのか、実は亡き母親の大好きな樹木、今も目の前に座って居る。
そう、このキンモクセイは母親の香りでも有り、忘れた頃に思い起こさしてくれる花木で有る。
剪定しながら考える、何処彼処もまんまるに刈り込んでいるが風情も無い。
御希望に応じてだが時には円推型に仕上げ、時間が有れば中枝を整理、透かし切りもするが手間かかる、
所望される人も年々減って来た。
先日新規のお客さん、毎年このキンモク花付が悪いとの御相談、お話を聞いて納得できた。
今までの植木屋さん、油粕入なはれ、そんなこんなで、毎年寒肥の頃、油粕タップリ施していたそうな!
このキンモクセイ、窒素過多で葉っぱも大きく緑も青々、花芽は数える程、これでは花は付きません。
肥料には、葉肥・花肥・実肥等、バランス良く施して、最後に大切な目肥欠かしたらイケません!
庭木は愛でる物、頂ける物、肥料だけでは育ちません、見る目を持って育てたり!
樹木は何かを言っている、動物愛護と叫ぶけど、植物愛護は皆知らない、何を言うのか聞いてやれ!
切り詰めて、もっと短く切れと所望する人、酸素は何処から湧くのかと、お陰を忘れた人多い!
「成程な・・・と頷いて」 良い話聞かしてもらい、来年花沢山付くの楽しみですワ!
喜んでくれたお客さんの笑顔が忘れられない、好き勝手な言葉を残してきたが、
手入れする時、力を入れて剪定しよう!
この雨の中、花の散り際を眺めながら、老いて行くわが身も少し謙虚な気持ちで生きて行こう!
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