fc2ブログ

人生足跡・・・幼少期(5)松江から奈良へ・・・人生の転換期!

小学校へ上がる頃、良く父親が居なくなる、度々大阪へ出向いていた様である。

幼い私、さほど気にもし無かったが、あまり好きでない父親が居ない事に心が浮れた記憶が有る。

忘れたころに帰ってきて、何時しかまた出かけてしまう、その頃、松江の時計店は閉めた様だ。

1年生の秋、自宅に帰ると珍しく父親が帰って居た、何故か男の子も一人増えている。

理由等、分からないし説明も無い、これから家族に成るんだと父親が言っているが、

年は2つ上、姉ばかりの兄弟にお兄ちゃんが出来た、私にとって遊び兄弟が増えただけ。

乃木浜での遊びはどんどん変化、結構無茶な遊びもする、今までの女姉妹と大違い、

ヤンチャナ兄貴が増えた事で、遊びが大きく変化する、良く二人で宍道湖で筏乗りしたものだ。

有る時、漁師の筏を勝手に遊び道具に、竹竿1本で筏を漕ぎ、どんどん沖に進んで行く、

危険を感じた私は湖に飛び込み丘に上がるが、この筏は遥か彼方へ小さく消えて行く。

勿論この兄、平気な顔で沖へ、沖へと行ったそうな、夕闇せまり、周りの人達や漁師が騒いだらしい!

どうやって帰って来たか記憶は無いが、後々の話で、奈良の家に帰りたい一心で沖まで行ったそうな。

この出来事以来、私の人生は大きく変化するのである。

2年生の夏休み、家族旅行にしては、大きな荷物が家の前に積み上げられている。

幼い私達、旅行に行けると大はしゃぎ、この錯覚が、奈良への旅立ちと悟るまで時間を要す。

たどり着いた先は、奈良の京終、今までと違う小さな長屋で有る。

後に聞かされた話、ここの家は父親の兄夫婦が住んでいたそうな、先に伯父が亡くなり、

伯父の嫁と4人の兄弟の住居、そしておばさんは病気で亡くなったそうである。

残された4人兄弟はそれぞれ引き取られ、我が家には2才上の従兄が引き取られる事に成る。

ここまでの話は解るのだが、なぜ奈良に移り住んだのか、幼い私がこれを理解するには無理が有る。

私の記憶の中での、楽しい思い出は、ここまで・・・そして私の人生転換期へと向かうので有る。

スポンサーサイト



Comment

非公開コメント

プロフィール

パイプのジョニー

Author:パイプのジョニー
植木屋 作庭家のおやっさんのつぶやきブログです。コメントご自由にどうぞっ。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
ようこそ!
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR