エロモナス・ハイドロフィラ・・・身近におりまっせ！

アメリカで若い女性、エロモナス菌にやられ、片足切除、はたまた生死の狭間に、

沼で遊んだ折、落ちて太もも切ったそうな、治療で２０針縫ったそうだが、初期処置悪い！

傷口にエロモナス・ハイドロフィラ入り込んで居たらしい。

ニュースを見て何時かは人に被害及ぼすと思っていたのだが、現実はやって来た！

造園業営む前は、漁業関係に携わっており、この事にはチョイト詳しい！

養殖設備から、飼育の基礎、生産まで指導し、全国各地を回った事御座います。

その頃、魚病について結構勉強しました、地元に帰っても魚病の相談、結構有りました。

金魚・錦鯉の生産者、鑑賞池の鯉飼育に至るまで、魚病の治療しましたが、こ奴は難しい！

このエロモナス菌、簡単に言えば、鰭腐れ、穴あき病等、この細菌に侵されるのですが、

水質の管理、初期判断では治せるのですが、重症になればなかなか治りません。

流行りでしょうか、結構鑑賞魚飼っている方おられます、魚病に疎い方、簡単に処理出来ると、

本を読み、治療は薬の投与、餌に薬混ぜての治療が出来ると、ここまでは良いのですが、

安直に水槽に手を入れ、病気に侵された魚を簡単に触っている、知恵の無い人結構多いです。

水温もこのエロモナス菌の繁殖に適した温度に設定し、身近な水槽に潜んでいる事ご存じ無い。

エロモナス菌、ヒト感染する事、大概知りません、昔徳島で私の知人、養魚池で足裏を切り、

簡単な消毒で放置の挙句、３日後に足元から付け根まで、パンパンに腫れ、生死を彷徨う程、

高熱に魘され、当時の医者、このエロモナス菌の知識おません、抗生物質でどうにか治療、

当時、傷口も浅く、この程度で収まった事、運が良かったのでしょう、怖いと思った事有ります。

それ以降私の治療、素手では触りません、治療終えれば手は清潔に、良く洗剤で消毒したものです。

脅しのつもりでブログを書いては居ないのですが、本当に怖い菌で有る事、間違い無し！

この菌、口から入った場合、嘔吐下痢に成りますが、皮膚深く入り込むと壊疽に成る事、

ご存じ無い方、多いです。流行りで飼育されてる方々、貴方の水槽にも潜んでおりますぜ！